フジテレビ系で2023年10月期の月9ドラマとして放送された「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」。同作のBlu-ray&DVD BOXが、2024年6月19日(水)に発売されることが発表された。3つのストーリーが複雑に絡まる同作には、“謎を紐解く”特典映像が収録予定だという。

【動画】複雑に絡まる3人のストーリーが垣間見える予告映像

二宮和也中谷美紀大沢たかお…トリプル主演で描かれる複雑な物語

同作は全く関わりを持たない3人の男女のクリスマスイブという“たった1日”のできごとを、1クールかけて描く“謎と愛と奇跡の物語”として多くの反響を呼んだ。

主人公役には二宮和也中谷美紀大沢たかおによるトリプル主演が実現。名実ともに日本を代表する俳優として第一線で活躍を続ける二宮が逃亡犯を、国内外を問わず幅広い活躍を続け、女優デビュー30周年を迎えた中谷が報道キャスターを、そして日本の映画・ドラマ界において欠かすことのできない名俳優である大沢が孤高のシェフを、それぞれ演じる。

メガホンを取ったのは『HERO』シリーズ、映画『マスカレードホテル』シリーズなどを手がけた鈴木雅之。『翔んで埼玉』で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一のオリジナル脚本のもと、日本を代表する実力派俳優とヒットメーカーたちが集結したことでも注目を浴びた。

「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」の3つのストーリーが同時並行で進んでいく「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」。無関係に見える3つの物語がどのように交錯し、第1話から最終話にかけて回収される伏線は、一体どこで張られていたのか。Blu-ray&DVD BOXには、そんな物語の謎を紐解くための特典映像を収録予定だ。

■作品あらすじ

12月24日午前0時の横浜。きらびやかな光の陰に隠れるように、ある銃殺事件が起きる。容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮和也)。落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声が。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。

時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、慎重でありながら頑固な孤高のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢たかお)。横浜・関内界隈(かいわい)で愛される三代続く老舗レストラン『葵亭』は、80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて遠方から足を運ぶファンも少なくない。

妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。だが、それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日もクリスマスイブの予約は満席で朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。

その頃、銃殺事件の現場に直行したのは地方テレビ局『横浜テレビ』の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷美紀)。理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組『日曜NEWS11』を5年間キャスターとして背負ってきた。

しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまう。突きつけられた非情な通達を受け止められないまま“最後の事件”を追う。仕事一筋で独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいた。

「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」_キービジュアル/(C)2023フジテレビジョン