いきなりマグマの噴出か？と思いきや、その正体はなんと花火の集合体。その数およそ7000個、合計134,000発分だ。
今月初め、フィンランドのスタント専門 YouTuber が、膨大な数の花火をまとめて一斉点火するクレイジーな動画を公開した。
せっかくの花火を一斉点火とはもったいないが、実はこれらの花火はリコール品。危険な不良品を含んでいる恐れがあるのだ。
そのため花火輸入業者から「すべて打ち上げ処理してほしい」と依頼された Beyond The Press が、盛大なリコール花火ショーを開催。
ざっとコンテナ1つ分という大量の花火が次々に吹き出すシーンは確かに圧巻。ドローン撮影まで取り入れた壮大な花火ショーをみてみよう。
【画像】 スタント専門のYouTuberがリコール花火6700個を一斉点火
点火シーン5:40ごろから 音量注意
Launching 7000 Firework Cakes AT ONCE! 134 000 SHOTS!
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今月9日、フィンランドを拠点とするスタント専門の Beyond the Press が、ある花火業者の依頼で、コンテナ1つ分もの花火の処理を大々的に行うことに。
運ばれてきた6700個もの花火は firework cake とも呼ばれる箱型の花火の1種。
1個で複数の花火が打ち上がるタイプで、通常なら1個ずつ点火するものだ。しかし今回はリコール品なので、まとめて点火し破棄するという。
【参考】箱型打ち上げ花火"CLUSTER COMET"
HEAVY FIREWORK CAKE WITH RARE “CLUSTER COMET” EFFECTS #Shorts #Fireworks
まるで爆薬。合計1.5トン分の火薬の壮大な光景
今回のリコール理由はっきりとはわかっていないが、住宅地から遠く離れた砂利採取場で、安全をはかりながらの花火ショーになった。
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ずらりと並べられた花火。その火薬量は合計およそ1.5トンにもなる。もはや花火というよりガチな爆薬クラスじゃないか。
チームはせっかくだから、とたくさんの地上用カメラのほか
宇宙人風ドローンカメラなども用意
一体どんなもんだか想像もつかないが準備が整い
いざ点火！
すると…
最初はポツポツ控えめな花火がたちまち火柱みたいな勢いに！
轟音と共にまぶしい炎が燃え盛り、この世のものとは思えぬ景色に
その後ピークが過ぎると、単発モードになってくれた。
なんだろうこの安心感、やっと知ってる花火になったな…
かくしてハラハラドキドキ花火ショーも無事に終了。最後は待機していた消防が、入念な消火作業にあたっていた。
一部は規格外？打ちあがる高さが低い花火を発見
このイベント、準備に8時間もかかったのにあっという間に終わったという。
また花火の様子を観察していたチームによると、ほとんどの花火は規格どおりの高さに打ちあがったが、一部低すぎるものがあったという。今回のリコールの原因はどうやらそこにあったようだ。
確かに花火は楽しむつもりが、大けがなんてこともありうるからなー
なお今回は専門家の協力も仰ぎ、徹底した安全対策を講じて行ったものなので、決して良い子は真似しないようにだよ。
References:borninspace / youtubeなど /written by D/ edited by parumo
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