神奈川県横須賀市(市長:上地 克明)の特産である「早春キャベツ」が最盛期を迎えています(収穫時期:11月~3月ごろ)。


よこすか野菜とは

三浦半島に位置する横須賀市は相模湾と東京湾に囲まれた温暖な地域で、一年を通じて種類豊富な農水産物がとれます。首都圏にも近く、新鮮で質の高い産品は市場でも高い評価を得ており、有名レストランをはじめとする飲食店等でも広く愛用されています。
代表的なよこすか野菜
出荷量全国8位を誇るキャベツ、カラフルでユニークな西洋野菜・果物など
※詳しくは横須賀市ホームページをご覧ください

にとれる春キャベツ「早春キャベツ」とは

横須賀市昭和41年からキャベツの指定産地(野菜生産出荷安定法(昭和41年法律第103号)の規定に基づき、指定野菜の出荷が行われる一定の生産地域であって、その出荷の安定を図るため当該指定野菜の集団産地として形成することが必要と認められた、農林水産大臣が指定した産地)です。
キャベツの出荷量は全国8位(令和3年度作物統計調査)を誇り、「横須賀キャベツ」(かながわブランド)は高い栽培技術や出荷時の検査体制などで高品質な出荷を維持しており、市場からも毎年高く評価されています。
中でも「早春キャベツ」は、横須賀ならではの特産品の一つです。


ここが違う!「早春キャベツ」のイチオシポイント

1.「冬」にとれる「春」キャベツ!
冬場でも温暖な気候の横須賀市では、他産地で春キャベツとして栽培されている品種を冬に作ることができます。
他産地よりもいち早くとれる春キャベツなので、「早春キャベツ」と呼ばれています。
2.生食がおすすめ!柔らかさと甘さが自慢のキャベツ!
一般的にスーパー等で冬場に売られているキャベツ(寒玉キャベツなど)は、葉が固くギュッと詰まった加熱向きのキャベツです。
一方で横須賀のキャベツは真冬にとれるものであっても、春キャベツのようなみずみずしい柔らかさと甘さがあります。その違いは生で食べれば一目瞭然です。
3.美味しさと安心安全を追求したキャベツ!
温暖な環境に恵まれ横須賀ですが、冬場に春キャベツを作ることができるようになった裏側には、長年の生産者・JAによる多くの努力もありました。堆肥をたくさん使った土づくりを研究し、土にあった品種を選抜するなど、様々な試行錯誤を乗り越えて今の「早春キャベツ」が作られています。
さらに、現在JAよこすか葉山の冬・春野菜出荷部会では、キャベツの害虫対策として捕獲機(フェロモントラップ)を使用することで農薬の散布回数を減らす「環境保全型農業」を実践しています。


全国に広がる「横須賀キャベツ」の人気

横須賀のキャベツは古くから評価されていましたが、「三浦半島産」として認識されていたため、横須賀に「キャベツ」のイメージはそこまで普及していませんでした。

そんな中、スカジャンマークの「よこすか野菜」ロゴが生まれ、横須賀のキャベツはこのロゴ入りダンボールに入れられて出荷されるようになりました。するとたちまち市場で「スカジャンのロゴ入りダンボールのキャベツは美味しい!」と話題に!それまでイメージのなかった「横須賀キャベツ」が高く評価され、現在でも根強い人気が続いています。


「早春キャベツ」の生産者情報

HARADA FARM 原田伸也(はらだしんや)さん
横須賀市長井で代々農家を営んでいます。「JAよこすか葉山冬・春野菜出荷部会」会長を務め、早春キャベツ春キャベツの安定出荷や、環境に配慮したキャベツ栽培を試行・研究するなど、横須賀のキャベツづくりを支えています。
春キャベツをはじめ、かながわブランドの「よこすかこだわりかぼちゃ」、市内では珍しい「アスパラガス」の栽培など、家庭向けの野菜を中心に生産しており、イオンなどのスーパー等に出荷しています(詳細はこちら)。

「早春キャベツ」の取材をお手伝いします
横須賀市農水産業振興課では、「早春キャベツ」をはじめ、よこすか野菜の取材等をお手伝いいたします。野菜に関する情報提供、生産者との調整、写真等の素材提供などを行います。ご希望の際は下記事務担当までご連絡ください。
また、旬のよこすか野菜に関する情報(「よこすか野菜通信」)は随時横須賀市ホームページにて公開しています。

お問合せ先

横須賀市経済部農水産業振興課 企画・調整担当
TEL:046-822-9395
MAIL:aff-chisan@city.yokosuka.kanagawa.jp

配信元企業:横須賀市

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