建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社は、基本特許技術「建設図面の更新箇所見える化」(以下、「本発明」)を業界で初めて取得したことを発表いたします。

図面変更時の要確認事項や引き継ぎデータをひと目で把握

本発明は、「建設図面が更新された際に、自動で更新箇所を見える化し、更新前後の建設図面を切替表示したり、アイコン/メモ/写真などを引き継ぐことができる」技術です。

建設現場では、施工の進捗に伴って建設物と建設図面との間に差異が発生する場合があり、その対応の1つとして建設図面の更新が行われます。

図面更新された場合、現場作業者が新旧図面を見比べながら行う変更箇所の確認に要する工数や、変更前の図面に登録した各種データの引き継ぎに関する課題がありました。

本発明を活用することで、更新箇所が色分け等によって更新後の図面に強調表示され、また、更新前の図面に登録したデータを更新後の図面にも引き継ぐことが可能になります。

なお、SPIDERPLUSサービス群のうち、一部の機能を既に実装しておりますが、寄せられる顧客の声をもとに本発明を応用させながら、建設現場の業務運用がより効率化する機能の開発を継続し、建設現場のさらなる業務効率化に貢献してまいります。

特許概要

CIPO(執行役員知財責任者)谷口将仁のコメント

建設DX業界にとって、非常に重要な特許を取得することができました。
本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。

業界初の基本特許技術「建設図面が更新された際に、自動で更新箇所を見える化して、更新前後の建設図面を切替表示したり、アイコン/メモ/写真などを引き継ぐことができる機能」を提供できるようになるため、「SPIDERPLUS」の利便性が向上します。
また本発明を有望企業とのアライアンスにも活用してまいります。

スパイダープラスでは他にも多数の特許出願をしております。
顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、スパイダープラスだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値の向上を最大化してまいります。

知財リリースについて

持続的な企業価値向上における知的財産及び無形資産の重要性が高まっていることを踏まえ、スパイダープラスは、知財管理体制の構築と中長期の成長戦略及びプロダクト・ロードマップに沿った知財戦略の策定をしております。

当該知財戦略のもと模倣困難性の高い機能群を構築し、また、取得した知的財産権については積極的な情報開示を行うことで、当社プロダクト及びサービスの提供価値を建設業界に発信してまいります。

知財戦略ページのURL:https://spiderplus.co.jp/about-us/ip/

【SPIDERPLUSとは】

現場作業従事経験にもとづくふとした疑問から開発、2011年9月より提供を開始。
図面データ上にタブレットで撮影した画像やメモを紐付けし、クラウドで共有することにより、情報共有を効率的に行なうほか、検査実施に特化したオプション機能を組み合わせることにより、現場作業の省人化や省時間化、人為的ミスの削減による生産性の向上を実現します。
2023年9月時点で全国約1,800社、65,000人以上によって導入されています。

SPIDERPLUSサービスサイト:https://spider-plus.com/
スパイダープラス会社概要:https://spiderplus.co.jp/about-us/profile/

配信元企業:スパイダープラス株式会社

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