FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)準決勝、浦和レッズvsマンチェスター・シティが19日に行われ、0-3でシティが快勝した。

4日前の2回戦レオン戦を退団するシャルク弾で制した浦和は、レオン戦と同様のスタメンで臨み、最前線にカンテ、2列目に右から大久保、安居、小泉を据えた。

一方、CWC初出場となる欧州王者シティは、3日前に行われたプレミアリーグではクリスタル・パレスに2点差を追いつかれてのドローに終わった。そのシティはハーランドデ・ブライネが遠征に帯同しているものの欠場。ルベン・ディアスやグヴァルディオル、アルバレスがベンチスタートとなった以外は主力を起用し、最前線にベルナルド・シウバ、左にグリーリッシュ、右にフォーデンを据えた。

立ち上がりからシティがボールを持つ展開で推移。敵陣に人をかけ、両翼のグリーリッシュとフォーデンを起点に圧力を与えていく。

自陣に引く浦和を相手にロドリのミドルシュートなどで牽制していたシティは31分に好機。ボックス右で突破を図ったマテウス・ヌネスがGK西川強襲のシュートを放った。

続く36分にもフォーデンがミドルシュートでGK西川を強襲したシティがハーフタイムにかけても一方的に押し込むと、追加タイム1分に先制する。

ボックス右でスルーパスを引き出したマテウス・ヌネスのクロスがホイブラーテンのオウンゴールを誘った。

シティが1点をリードして迎えた後半、52分に追加点。コバチッチがディフェンスライン裏を取って独走。GKとの一対一を制した。

直後にマテウス・ヌネスのヘディングシュートでゴールに迫ったシティは、59分にベルナルド・シウバが3点目を決めて勝負あり。

余裕のシティはフォーデンベルナルド・シウバをお役御免としていき、77分には決勝を見据えてロドリピッチを後に。

終盤にかけては流し気味にプレーしたシティが3-0で試合を終わらせ、フルミネンセの待つ決勝に進出している。