チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、EFLカップ(カラバオカップ)での勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

19日、ホームでニューカッスルとのEFLカップ準々決勝に臨んだチェルシー。押し込む展開を作りながらミスで失点を許すと、その後はチャンスを作りながら得点に結びつけられず後半へ。負傷者の出たニューカッスル相手に攻勢を仕掛けながらも1点の遠い時間が続いたが、後半アディショナルタイムにFWミハイロ・ムドリクのゴールでついに同点とすると、迎えたPK戦ではGKジョルジェ・ペトロビッチの活躍もあり4-2で勝利した。

先週末のプレミアリーグに続く連勝でEFLカップ準決勝進出を果たしたポチェッティーノ監督も喜びを示し、最後まで戦い抜いたからこそ必要としていた運を得られたと語っている。

「本当に良い試合だったと思う。失点は我々のミスから生まれることになり、苦しい内容になった。それでも、私は選手たちに『最後まで信じよう』と言ったんだ。そして信じていたからこそ、ゴールが生まれた」

フットボールでは時々、幸運が必要になる。今日はそれがあった。相手チームは素晴らしかったからこそ、選手たちには敬意を表したい。我々はとても幸せであり、ファンやクラブもこの感情を抱くべきだと思う。これは大きなモチベーションになるだろう。そして、明日の(準決勝のカードが決まる)抽選を待つよ」

「こうしたタイプの試合やそこで我々が示した戦い方は、チームの成長にとって重要だ。良いプレーができなかったときの試合もそうだが、このグループが進化し、成長するため本当に重要になる」

「負傷しながらもピッチの真ん中で喜びを分かち合いたい選手たちがいた。こうしたチーム全体の姿を見ていると、我々は時間だけを必要とする健全なチームに見える」

「我々が負うべき責任は、そんな彼らを導き、本当に向上するためのプラットフォームを作ることだ。時間が経てば、競争が生まれ、競争力を高め、チェルシーをいるべき場所にいさせる非常に優れたチームを作れるだろう」