ヴァンラーレ八戸は20日、MF姫野宥弥(27)の現役引退を発表した。

姫野は、大分トリニータU-18出身で、2015年にトップチーム昇格。そのままJFLヴェルスパ大分に短期間の育成型期限付き移籍を経験。その後4シーズンは大分でプレーした。

2019年にはザスパクサツ群馬、2020年には藤枝MYFCへと期限付き移籍を経験すると、2021年にカターレ富山に完全移籍。今シーズンから八戸でプレーしていた。

八戸では明治安田生命J3リーグで31試合に出場し4得点を記録。天皇杯で1試合に出場していたが、現役引退を決断していた。

大分トリニータではJ2で37試合、天皇杯で5試合1得点。ヴェルスパ大分JFLで9試合、群馬ではJ3で19試合1得点、天皇杯で2得点。藤枝ではJ3で34試合3得点、富山ではJ3通算51試合5得点、天皇杯で4試合1得点を記録していた。

姫野はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズン限りで現役引退することに決めました。大分トリニータユースからトップに入り9年間、大分トリニータザスパクサツ群馬藤枝MYFCカターレ富山ヴァンラーレ八戸に在籍し、僕に関わっていただいた監督、スタッフ、応援してくださったサポーターの皆様のおかげで最高の選手生活をすることができました」

「特に石崎監督には4年間という長い時間指導してもらい、苦しんでいたプロ生活の中で本当に成長させていただきました。本当に感謝しています。ありがとうございました」

「これからは大好きなサッカーに関わり、指導者の道にチャレンジしたいと思います。これからの僕のことも応援お願いします。僕の選手生活は最高の物でした!悔いはありません。本当にありがとうございました!」