今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2023年12月22日(金)~24日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。270万人(※2023年12月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』。

【写真を見る】『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』で“被検体007”超能力者の娘アーニャ役に声優の種崎敦美

■1位は人気アニメがいよいよスクリーンに!『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の同名コミックを原作とするテレビアニメ「SPY×FAMILY」を映画化した『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が1位をマーク。アニメseason2の放送され、ますます盛り上がりを見せるなか、完全新作オリジナルエピソードを描く「SPY×FAMILY」史上初の映画化作品に熱い視線が向けられている。

西国(ウェスタリス)の凄腕スパイ“黄昏”ことロイド・フォージャーに、進行中の任務「オペレーション梟(ストリクス)」の担当者を変更するという指令が届く。一方、アーニャが通うイーデン校では優勝者に“星(ステラ)”が授与される調理実習が行われることに。任務を継続したいロイドは、アーニャに星を獲得させるべく、審査員長を務める校長の好物である伝統菓子を作ることをアーニャに提案。本場の味を確かめるべく、フォージャー家はフリジス地方へ向かう。

テレビアニメ版の助監督である片桐崇が監督を務め、スパイの父ロイドの声を江口拓也が、殺し屋の母ヨルの声を早見沙織が、超能力者の娘アーニャの声を種崎敦美が担当する。入場者プレゼントは、遠藤先生の描き下ろし漫画が掲載された豪華な小冊子で、全国合計400万名様限定となる。また、本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は12月21日(木)まで。

本作はIMAX上映に加え、12月29日(金)よりDolby Cinemaでも上映される。ぜひ深い没入感を体験できるラージフォーマットで、寒い冬を吹き飛ばすフォージャー家の熱いバトルを体感していただきたい。

■2位は人気兄弟YouTuberが監督を務めたホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』

SNSで流行していた「90秒憑依チャレンジ」のスリルと快感にのめり込んだ女子高生に襲いかかる恐怖を描く『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』が2位に。『ミッドサマー』(19)などのA24が配給した本作で長編映画監督デビューを果たしたのは、人気YouTuber「RackaRacka(ラッカラッカ)」のダニーマイケル・フィリッポウ兄弟だ。

Netflix配信のドラマ「ユー・ドント・ノウ・ミー」のソフィーワイルドが主演を務め、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バードらが脇を固める。2023年のサンダンス国際映画祭で上映されるや大きな話題を呼び、北米では“A24ホラー史上最高興行収入”を記録する大ヒットに。すでに監督続投でA24製作による続編『Talk 2 Me』も決定。MOVIE WALKER PRESSでは、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』特集も展開中だ。

本作もムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は12月21日(木)まで。

■3位はヴィム・ヴェンダース監督×役所広司主演『PERFECT DAYS』

3位は『パリ、テキサス』(84)などで知られるドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督作で、第36回東京国際映画祭オープニング作品だった役所広司主演映画『PERFECT DAYS』。本作は「THE TOKYO TOILET プロジェクト」で世界的な建築家やクリエイターによって改修された東京、渋谷の公共トイレを舞台に描く人間ドラマだ。

映画祭で来日したヴェンダース監督は舞台挨拶で「キャスト全員が日本人、スタッフも全員日本人。この映画は本当にドイツ人監督が撮ったものだと思われますか?自分はずっとドイツ人監督であると思っていたけど、自分には日本の魂があると感じました」と語り、観客の心を鷲づかみにした。

ヴェンダース監督が長年リスペクトしてやまない役所を主演に迎えた本作は、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したほか、第50回テルライド映画祭、第48回トロント国際映画祭、第71回サンセバスチャン映画祭、第43回台北金馬映画祭などに招待され、米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表にも選出された。

本作もムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は12月21日(木)まで。

■4位は『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦

4位は「仮面ライダーガッチャード」と「仮面ライダーギーツ」のクロスオーバー作品『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ』。錬金術を駆使し、人工生命ケミーとともに戦う仮面ライダーガッチャードと、理想の世界を追い求めてゲーム、デザイアグランプリを戦う仮面ライダーギーツ夢の共演を果たす。

仮面ライダーガッチャード』からは、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島純政をはじめ、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗、南野陽子、石丸幹二たちレギュラーキャストが勢揃い。さらに『仮面ライダーギーツ』から浮世英寿仮面ライダーギーツ役の簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心らが出演する。

■5位は独裁者スノー前日譚を描く『ハンガー・ゲーム0』

ハンガー・ゲーム」シリーズでドナルド・サザーランドが扮した独裁者コリオレーナス・スノー少年時代を描くサバイバルアクション『ハンガー・ゲーム0』が5位。同シリーズのフランシスローレンスが監督を務め、『ロビン・フッド』(10)のトム・ブライスが若き日のスノー役を、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)レイチェル・ゼグラーがヒロインのルーシー・グレイ・ベアードを演じる。

いまなら本作のムビチケ前売券(オンライン)の購入すると、合計20名様にTシャツやスウェットシャツなど、オリジナルグッズの豪華賞品が当たる購入者限定キャンペーンを実施中(応募期間は12月21日まで)。さらに、本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、待ち受けが画像や、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届け。今週末も、スクリーンでめいっぱい映画を堪能して!

文/山崎伸子

“みたい映画”ランキング1位は『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』/[c]2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 [c]遠藤達哉/集英社