打者に専念する2024年も大谷は様々な記録を塗り替えそうだ(C)Getty Images

 「ドジャース大谷翔平」は来季、どんな成績を残すのか。

 現地時間12月18日(日本時間19日)、MLB公式サイトはドジャースに移籍することが決まった大谷翔平に関する特集記事を配信。「ショウヘイ・オオタニが2024年に新たな高みに到達する可能性」と題して、来季の大谷が成し遂げる快挙を予想した。

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 大谷は9月に右肘の手術を受けた影響で、来季は打者に専念する予定となっているが、同サイトは「打席での成績はさらに良くなる可能性がある。来年、オオタニが投手として登板できなくなることの明るい兆しのひとつは、肉体的にも精神的にも打席のみに集中できることだ。オオタニの成績はすでに素晴らしいが、球界屈指の投手として必要なエネルギーを使う必要がなければ、打撃面での数字はさらに良くなる可能性がある」と綴り、24年シーズンの打撃成績がさらに向上するという見解を示した。

 その上で、同サイトは来季の大谷が成し遂げる「4つの快挙」を大胆に予想した。

【1】DHの歴史を変える
 同サイトはDHとして活躍したMLBレジェンドが持つ記録を紹介。フルシーズンに出場して50本塁打以上を放ったのはレッドソックスレジェンドデビッド・オルティス氏のみであること。また、今季の大谷が記録したOPS 1.066を上回るのは、殿堂入りもしているエドガー・マルティネス氏(95年に1.107)と、トラビス・ハフナー氏(06年に1.097)のみであることを示し、「オオタニがフル出場すれば、これらのDH記録は十分に射程圏内である」と期待した。

【2】ドジャースの歴史を塗り替える
 来季の大谷が50本以上の本塁打を放ち、「ドジャースのシーズン本塁打記録を更新するかもしれない」と同サイトは予想。ドジャースのシーズン本塁打記録は、01年にショーン・グリーン氏が記録した49本塁打だ。

【3】MLBの歴史を塗り替える
「オオタニはメジャーリーグの記録を打ち立てることに慣れているが、2024年にはさらに多くの記録を打ち立てる可能性がある」とこちらも大胆に予想。具体的には、MLB史上初の各リーグで2年連続本塁打王のタイトルを獲得する可能性、MLB史上2人目となる両リーグでのMVP受賞の可能性を指摘した。

【4】ポストシーズンで新しい伝説を成し遂げる
 エンゼルスに在籍した6年間ではポストシーズンに進出することができなかった二刀流スターは、11年連続で出場している強豪・ドジャースに移籍した。同サイトは「来年10月、私たちは世界で最も才能がある野球選手を、最も輝いているフィールドでついに見ることができるかもしれない」と期待した。

 これまでも数々の偉業を達成してきた大谷だが、来季はどんな伝説を見せてくれるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

2024年に大谷翔平が成し遂げる“新たな快挙”をMLB公式が大胆予想!新天地でも「歴史を塗り替える」活躍に期待」