クリスマスに食べる、ごちそうの定番といえば、ローストチキンや、ローストビーフなどの肉料理が思い浮かびますよね。

そこに付け合わせとして、マッシュポテトやローストポテトニンジンのグラッセなどの野菜を添えることが多いでしょう。

クリスマス料理

※写真はイメージ

筆者の夫は料理が好きで、毎年クリスマスシーズンになると、オーブンを使ったごちそうを作り、家族や友人に振舞っています。

夫が作る料理の中でも、特に付け合わせのローストポテトが「カリッカリでおいしい」と評判なので、作り方のコツを聞いてみました。

ローストポテトをカリッと焼く方法

まず、ジャガイモは皮を剥いた後、小さじ1杯程度の塩を入れた湯で、10分ほどゆでます。

ローストポテト作る写真

下ゆでをしたら湯を捨て、鍋にフタをして、数分蒸らします。

ローストポテト作る写真

ジャガイモの表面が少し乾いたところで、ひと口大に切ってください。

ローストポテト作る写真

ザルに切ったジャガイモを入れて、しっかりとゆすります。ジャガイモの表面がこすれ『粉吹きイモ』のような状態になることで、焼いた時にカリッとした食感になるそうですよ。

ローストポテト作る写真ローストポテト作る写真

ジャガイモをクッキングシートを敷いたオーブンの天板にのせたら、塩をまぶし、オリーブオイルをかけてください。

ローストポテト作る写真

あとはオーブンに入れて、20~40分、きつね色になるまでこんがりと焼きましょう。焼き時間はオーブンの温度とどれくらいカリッとさせたいかによるので、お好みで調整してみてください。

我が家ではニンジンやトマトなどほかの野菜も一緒にローストしています。この時はジャガイモの焼き加減が物足りず、さらに追加して加熱しました。

ローストポテト作る写真ローストポテト作る写真

焼き上がったら、メインの肉料理に添えて、完成です。

ローストポテト作る写真

こんがりと焼けたローストポテトは、表面がカリッとしていて、中はホクホクで、食べる手が止まらないおいしさ!もちろん、肉料理との相性も抜群です。

この方法で作れば、冷めてもカリッと感が損なわれません。

ザルでジャガイモをゆする方法は、夫いわく『ローストポテト界の巨匠』だというイギリスの料理家、ジェイミー・オリヴァーのレシピを参考にしたそうです。

ジェイミーのレシピでは、ジャガイモバルサミコ酢でコーティングしたり、焼く前に小麦粉をまぶしたりする場合があります。

我が家のローストポテトは、そこまでの手間をかけていないのですが、十分にカリカリ感を味わうことができました。

クリスマスにカリッとしたおいしいローストポテトを楽しみたい人は、ぜひ試してみてください!


[文・構成/grape編集部]

出典
Roast Potatoes Three Ways | Jamie Oliver