2023年12月20日公開(集計期間:2023年12月11日12月17日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Ado「唱」が総合首位を獲得した。

 本楽曲は通算11度目の首位獲得となり、自身が保持している「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」の6回を大幅に上回る首位記録を更新中だ。各指標では、ストリーミングが前週比約1.6%減の10,355,342再生だったが、13週連続で1位を記録。動画再生は11週連続で1位を記録。ダウンロードは前週比約3%増の10,302DLで3位、カラオケでは7位となった。全体的にポイントを落としながらも地上波への出演などが後押しとなり、1週間ぶりの総合1位へ返り咲いた。

 なお、同じく地上波露出を拡大中のYOASOBIは、2位に「アイドル」、5位に「勇者」とトップ5に2曲を送り込んだ。「アイドル」はストリーミングが前週比約5%減の8,225,278再生で3位、ダウンロードも約2%減の3,458 DLで11位だが、動画再生2位、ラジオ8位とまだまだ好順位をキープしている。

 12月13日リリースのSexy Zoneの25thシングルの表題曲「人生遊戯」は、3位に初登場。前作『本音と建前』の初週売り上げ(234,680枚)には届かなかったものの、初週203,299枚を売り上げてCDセールス1位を獲得、動画再生でも31位を記録した。

 CDセールス2位に続く、アンジュルム「RED LINE」は総合7位に。12月13日にリリースされた両A面シングル『RED LINE/ライフ イズ ビューティフル!』の収録曲で、初週70,397枚を売り上げた。また、ダウンロードは当週3,302DLを売り上げて13位となった。

 8位に初登場したのは、BUMP OF CHICKENSleep Walking Orchestra」。2024年1月から放送開始するTVアニメ『ダンジョン飯』のオープニング主題歌で、本アニメは12月8日より3週間限定で映画館での先行上映を行っている。当週はダウンロードが14,494DLで1位を獲得し、ラジオでも1位という好スタートを切っている。今回ストリーミングは100位圏外となったが、アニメスタート以降のリスナー増加に期待だ。


◎【JAPAN Hot 100】トップ10
1位[2]「唱」Ado(-・10,302DL・10,355,342再生)
2位[4]「アイドル」YOASOBI(-・3,458DL・8,225,278再生)
3位[-]「人生遊戯」Sexy Zone(203,299枚・-・-)
4位[3]「SPECIALZ」King Gnu(-・5,328DL・8,882,580再生)
5位[6]「勇者」YOASOBI(15,115枚・6,222DL・6,217,541再生)
6位[5]「晩餐歌」tuki.(-・4,888DL・7,318,285再生)
7位[-]「RED LINE」アンジュルム(70,397枚・3,302DL・-)
8位[-]「Sleep Walking OrchestraBUMP OF CHICKEN(-・14,494DL・-)
9位[7]「怪獣の花唄」Vaundy(-・1,549DL・5,900,101再生)
10位[8]「花になって」緑黄色社会(2,297枚・7,561DL・4,849,983再生)

※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)

【ビルボード】Ado「唱」11度目の総合首位で返り咲き、BUMP OF CHICKENの新曲が8位デビュー