名古屋グランパスは20日、セレッソ大阪からDF山中亮輔を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1993年4月20日生まれで現在30歳の山中は、柏レイソルの下部組織出身で2012年にトップチームデビューを果たす。その後は、ジェフユナイテッド千葉横浜F・マリノスでのプレーを経て2019年に浦和レッズに加入し、2021年の12月にC大阪への完全移籍を発表した。正確な左足を武器として日本代表への選出経験もある山中は、今季の明治安田生命J1リーグで21試合に出場し、4アシストを記録していた。

 まず山中は、C大阪退団に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残した。

「2年間ありがとうございました。セレッソ大阪で、選手としてもう一度大きく成長できました。特にファン、サポーターのみなさんには感謝しかありません。あたたかい応援に何度も助けられました。本当にありがとうございました!またスタジアムで会いましょう」

 また、同選手は完全移籍する名古屋グランパスのクラブ公式サイトで意気込みを示している。

セレッソ大阪から加入することになりました、山中亮輔です。名古屋の勝利のため、ひとつになって闘いましょう。チームの為に全力で闘うことを約束します!熱い応援をよろしくお願いします」

名古屋への加入が決まった山中亮輔 [写真]=Getty Images