堂安律の所属するフライブルクは20日、ブンデスリーガ第16節でハイデンハイムと対戦し2-3で敗戦した。堂安はフル出場している。

リーグ戦3連勝中の7位フライブルク(勝ち点24)が、12位ハイデンハイム(勝ち点17)のホームに乗り込んだ一戦。堂安は[4-2-3-1]の右MFで先発出場している。

フライブルクは7分、右サイドライン際で粘ったシディリアのパスを堂安がワンタッチで繋ぐと、これを受けたロールが右サイドをドリブルで持ち上がりクロスを供給。最後はゴール前に抜け出したホーラーが左足でゴールに流し込んだ。

先制したフライブルクだったが、その後はハイプレスをかけるハイデンハイムの守備に苦戦し、決定機はおろかシュートまで持ち込めず、前半は1-0で終了した。

迎えた後半、フライブルクは53分にディンクシのゴールで追いつかれたが、63分にR・サライの絶妙なパスでボックス内に抜け出した堂安が切り返した際にギンバーに倒され、PKを獲得。このPKをホーラーがゴール左に決め、再びリードを手にした。

その後は膠着状態が続く中、フライブルクは84分に失点する。セッサの縦パスをボックス右に抜け出したシマーがダイレクトで折り返すと、逆サイドから走り込んだクラインディーンストがゴールネットを揺らした。

同点のまま試合終了かと思われたが、フライブルクは93分にトイエルカウフのロングパスで右サイドを抜け出したトラオレにクロスを入れられると、対応したギンターの軸足に当たったボールがネットを揺らし痛恨のオウンゴール

結局、これが決勝点となり2-3でフライブルクは敗戦。年内最終戦を白星で飾ることはできなかった。

また、今夏に明治大学からブレーメンU-23に加入したFW佐藤恵允が、初のトップチームベンチ入りを果たしたブレーメンは、ホームでRBライプツィヒと対戦。ブレーメンはゴールレスで迎えた後半開始早々の47分にオペンダのゴールで先制を許したが、75分にエンジンマーのゴールで追いつき、1-1の引き分けに終わった。なお、佐藤に出場機会はなかった。

その他、長谷部誠の所属するフランクフルトは、板倉滉が負傷欠場となったボルシアMGと対戦し3-2で勝利。長谷部はベンチ入りも出場機会はなかった。また、伊藤洋輝原口元気の所属するシュツットガルトは、奥川雅也の所属するアウグスブルクと対戦し、3-0で快勝。伊藤と奥川は欠場、原口はベンチ入りするも出場機会はなかった。

板倉滉[ボルシアMG]
▽12/20
フランクフルト 2-1 ボルシアMG
◆ケガのため欠場

長谷部誠[フランクフルト]
▽12/20
フランクフルト 2-1 ボルシアMG
◆ベンチ入りも出場せず

★奥川雅也[アウグスブルク]
▽12/20
シュツットガルト 3-0 アウグスブルク
◆ベンチ入りせず

堂安律[フライブルク]
▽12/20
ハイデンハイム 3-2 フライブルク
◆フル出場

伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽12/20
シュツットガルト 3-0 アウグスブルク
◆ケガのため欠場

原口元気[シュツットガルト]
▽12/20
シュツットガルト 3-0 アウグスブルク
◆ベンチ入りも出場せず

浅野拓磨[ボーフム]
▽12/20
レバークーゼン 4-0 ボーフム
◆前半のみプレー

佐藤恵允[ブレーメン]
▽12/19
ブレーメン 1-1 RBライプツィヒ
◆ベンチ入りも出場せず