読売ジャイアンツ坂本勇人選手が、20日に更新された、高木豊氏のYouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』に出演。高校時代のエピソードについて振り返った。

 

■監督の誘いに「何言ってるんだ?」

兵庫県伊丹市出身で、小学生時代は東北楽天ゴールデンイーグルス田中将大投手と同じチームでプレーしていた坂本選手。当時はあまりプロ野球に興味はなく、甲子園出場に憧れていたという。

中学を経て、高校は地元から遠く離れた青森・八戸市光星学院高校に進学。その理由を聞かれると、「誘いがなかったんで…近場の高校の」と明かして高木氏を驚かせる。

坂本選手の知人が、光星学院の監督を務めていた金沢成奉氏に「いい選手がいるから」と声をかけ、ティーバッティングとノックを見た金沢氏から「絶対プロになれるからウチに来い」と誘いを受けた。

当初は「何言ってるんだ? このオッサン。プロになんか行けるわけないやろ」と疑った坂本選手だったが、光星学院甲子園常連校であることを知って入学したという。

 

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■高1で「辞めます」

ところが、高校1年生の冬に「家に帰って友達と遊んだら、『もう、あんな野球やってらんない』と思って。めちゃくちゃ練習がしんどいんで。『辞めます』って言ったら、『1回家に帰れ』って言われて」と一時帰郷することに。

「帰って1週間ぐらい遊び倒して、『やっぱり野球したいな』ってなって。地元の友達とか高校の友達とかも、『早く戻って来いよ』って言ってくれたんでそこから戻りました」と明かした。

 

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■1位指名に「巨人かよ!?」

高校2年生の冬ごろからは、素振りを欠かさず行い、「よる23時とかでもやってました。1日1,500本とか振ってたんじゃないですかね」と、寮の消灯後に1人で練習していたことも明かす。

そのきっかけとなったのは高校2年生の夏に県大会の決勝でホームランを打ったことで、「ちょっとプロのスカウトが注目してくれてるみたいな話を聞いたんで、プロを目指そうと思って…そこからスイッチが入ったんです。練習も今までは適当に、楽に何となくやってたのが、練習もちゃんとやるようになりましたね」と振り返る。

ただ、実際にドラフトで指名されるまではプロに入れるとは思わず、「下位指名だったら、プロに入ってなかったんですよ」と、下位指名の場合には、社会人野球に進むことが決まっていたと打ち明けた。

結局、堂上直倫氏を指名して抽選で外した巨人が坂本選手を1位指名。「巨人かよ!? と思いましたけど。『二岡(智宏氏)いるよ』みたいな…。『巨人、うわぁ試合出れんやん』って…」と笑っていた。

 

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■「野球エリートかと」驚く声

坂本選手の話に、ファンからは「挫折を経験しても努力し続けられる天性のセンスをお持ちな方だったんですね」「坂本選手はずっと野球エリートかと思ってました。意外とそうでもなかったのが驚きです」「ティーとノックだけで絶対プロ入れるって分かる監督すごいな(笑)」と、球界を代表する選手の意外なエピソードに驚く声が。

また、「もちろん努力あってのことだろうけど、やっぱりセンスの塊と天才なのは間違いないんよな」「打撃、守備合わせた総合力は日本球界の頂点だと思います」「野球界のスターなのに、本当に気取らないし謙虚なの大好きです」とのコメントも見受けられた。

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■坂本が高校時代を振り返る

坂本勇人、野球に挫折した過去告白「辞めますって…」 ファン驚き「野球エリートかと」