高橋文哉と志尊淳がW主演を務めるドラマ「フェルマーの料理」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の最終話12月22日(金)に放送される。この度、最終話について中西真央プロデューサーからのコメントが到着した。

【写真】料理の世界に戻った志尊淳“海”をサポートする高橋文哉“岳”

■料理の頂点の世界を“料理×数学”で描くドラマ「フェルマーの料理」

同作は、小林有吾の同名コミックスが原作。数学者を志していた天才数学少年・北田岳(高橋)がその道を挫折し、若き料理界のカリスマシェフ・朝倉海(志尊)と出会う。数学的思考で料理という難題に立ち向かい、才能同士がぶつかり合う料理の頂点の世界を描くガチンコエンターテインメント。

■「フェルマーの料理」最終話あらすじ

岳の力を借りて料理の世界に戻ることを決意した海。しかし、海にとっての師匠であり神である渋谷(仲村トオル)はそれを認めようとしない。渋谷は2人の料理を食べに翌日「K」へ行くと宣言し、それが真理の扉を開くものでなければ、二度と料理はするなと海に約束をさせる。

急いで渋谷に挑むための準備を始めようとする岳と海だったが、そこに蘭菜(小芝風花)が現れ、「ここで岳に料理はさせない」と言い放つ。さらに海の体調にもやはり異変が訪れる。

■中西真央プロデューサーコメント

最終回は”原点回帰”がテーマになっていきます。岳も久々に白のコックコートを着ます! 岳も海も紆余曲折し、その中で色々辛いことや「こんな風になりたくなかった」という消したい過去も、選択を間違えた瞬間もあったと思うのですが、そういう過去があるから今があるという風に思ってもらえるといいなと思っています。

その過程自体も無駄なことはなかったというメッセージを届けられればと。このドラマを通して、「独りになったからこそ分かる、欠けたものを人に埋めてもらうありがたさ」みたいなものを感じていただければと思います。

また、最終回では、初回のナポリタンのようにいくつかの工夫を加えることでご家庭でも作ってもらえるような料理が出てきます! 海と師匠である渋谷との思い出の味をシンプルで簡単に伝えられればと思い、この料理に決めました。

1話のナポリタンや2話の肉じゃが同様、料理も”原点回帰”し、身近な料理に置き換えているので、その思いが伝わればいいなと思っています。最終回、ぜひご覧ください!

「フェルマーの料理」最終回より/(C)TBS