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もくじ

テレビキットが、40系アルヴェルに適合
スイッチONで試乗 車内のようすは?
カーナビの操作・HDMI接続が便利に!

テレビキットが、40系アルヴェルに適合

AUTOCAR JAPAN sponsored by Datasystem

最新車種では純正カーAVシステムが充実しているのは嬉しいのだが、1つだけ残念なことがある。

クルマが動き出すと同時に、停車時にはクッキリと映っていた地デジなどの映像がシャットダウンし、音声のみに切り替わってしまうのだ。

そして画面には「走行中には利用できません」といったメッセージが現れる。安全対策としてドライバーが運転中に映像を見られないようにするわけだ。

これは一緒に乗っている助手席や後席の家族や友人にとっては大きな不満。これから訪れる年末年始のように、ドライブの機会が増えるシーズンならばなおさらだろう。

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データシステムのテレビキットTTV443(切り替えタイプ/税込み価格:2万7280円)

そこでぜひ利用したいアイテムがデータシステムのラインナップする「テレビキット」なのだ。

取り付けはカプラーにカチッ 車体の加工は不要

これを純正のカーAVシステム(カーナビディスプレイオーディオ)に接続することで、走行中でも停車中と同じように動作。つまりクッキリとした映像の地デジを、大きな画面で走行中でも楽しめるようになるのだ。

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写真を見てのように本体ユニットはとてもコンパクトで、ダッシュボードの中に固定ができる。

車種専用設計で純正配線にカプラーを接続するだけで取り付けられ、車両への加工作業は一切なくクルマを手放す際に純正状態へ戻すのも簡単だ。

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今回はテレビキットのラインナップに新たに加わった新型アルファードヴェルファイア用モデルを装着した車両に試乗。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusに適合している。

スイッチONで試乗 車内のようすは?

新型アルファードヴェルファイアはご存じのように国内最高レベルのハイグレードな装備を備え、カーAVシステムには大きくて高精細な14インチHDディスプレイを搭載する。それだけにテレビキットを必要としているユーザーは多いことだろう。

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機能のON/OFF操作は付属のスイッチで行う。アルファードヴェルファイアの適合テレビキットには「切り替えタイプ」と「ビルトインタイプ」という2種類のスイッチを用意しており、デモカーは「切り替えタイプ」を装着していた。

スイッチ自体は指先程度の大きさで、両面テープで好きな場所に貼り付けられる。

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今回テストした「切り替えタイプ」に付属しているスイッチ。

インジケータランプを搭載しているため、点灯状態によって作動状況がひと目でわかるのは使い勝手がいい。

一方の「ビルトインタイプ」はインパネの純正スイッチの空きスペースに付属スイッチをセットできる。違和感ない装着で後付けと気付く人はほとんどいないだろう。

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新型アルファード/ヴェルファイア用のテレビキットには「ビルドインタイプ」もラインナップされ、純正スイッチの空いているスペースにスイッチを配置することができる。

走り出しても、テレビを見続けられる!

試乗ではスイッチをOFFの状態で画面をチェックすることから始めた。

クルマが動き出した瞬間に走行を検知し、テレビ画面はチャンネル選択のメニューに切り替わってしまう。そして画面の中央部分には「走行中は利用できません」というメッセージが表示された。

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次にスイッチを押して、つまりONにしてチェックをしてみると、クルマが動き出しても停車時とはまったく変わらずにテレビの映像は表示されたままだ。

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今回走行をした都内のように電波の受信が安定している場所ならば走行中でも映像や音声が途切れてしまうことはなく、自宅リビングのように快適な視聴ができるのだ。

カーナビの操作・HDMI接続が便利に!

そして「テレビキット」という名称ではあるものの、走行中のナビ操作制限を解除する機能も持つ。

走行中でもスイッチをONにしていれば目的地検索やルート探索といったナビの操作を助手席の人がドライバーに代わってできる。コンビニや道の駅など立ち寄りたい場所を設定する場合などに役立つだろう。

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テレビキットを装着することによってロングドライブも渋滞走行も同乗者は気分よく過ごせるに違いない。

しかもアルファードディスプレイが14インチと特大サイズのため後席からでも映像を無理なく見られる。

いつも見ているドラマを見逃すことなく、またリアルタイムでひいきのチームのスポーツ中継なども楽しめるだろう。

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走行中にテレビキットのスイッチをONにしていれば、新型アルファード/ヴェルファイアのHDMI端子に接続した機器の映像を見られるのもメリットだ。

それに、純正機能であるHDMI端子に接続した機器(スマホ、ゲーム機Amazon Fire TV Stickなど)の映像を走行中に見られるようになるのも嬉しい。

なおテレビキットがONになっている場合、地図上の自車位置マークは基本的に追従するものの純正時とは動き方や精度に差が生じることがあったり、ルート案内時に画面に表示される残距離よりも近い距離の音声ガイドが案内されることがあるので注意が必要だ。

アルヴェルに加えて「クラウン・スポーツ」に適合!

データシステムのテレビキットは、新型車の登場に合わせて順次ラインナップを増やしている。

今回テストしたアルファード/ヴェルファイア用のキットは、11月に発売された新型車「クラウン・スポーツ(AZSH36W/R5. 6~)」にも適合しており、アルヴェルと同じように切り替えタイプ、ビルトインタイプの2種類から選ぶことができる。

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TTV443(切り替えタイプ)
TTV443B-D(ビルトインタイプ)
税込み価格:2万7280円

新型スズキ・スペーシア/スペーシア・カスタム用も

また、スズキの新型「スペーシア」「スペーシア・カスタム」用も追加された。こちらは切り替えタイプ、ビルトインタイプ、オートタイプの3種類を用意している。

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KTV421(切り替えタイプ)
KTV421B-D(ビルトインタイプ)
KTA621(オートタイプ)
税込み価格:2万1780円

最新の適合情報は同社公式ウェブサイトで確認ができる。新車購入時にはぜひチェックをしてほしい。

▶️テレビキット 最新の適合情報を確認する

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