西島秀俊内野聖陽がダブル主演を務めるドラマ『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系)の最終回が22日深夜24時12分から放送される。

【写真】佳代子(田中美佐子)と話すシロさん(西島秀俊) 『きのう何食べた? season2』最終回場面カット

 ドラマ『きのう何食べた?』は、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名コミックを実写化した物語。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士“シロさん”こと筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師“ケンジ”こと矢吹賢二(内野)の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描き出す。season2となる本作では、アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常に訪れるささやかな変化に寄り添っていく。

■最終回あらすじ

 久栄(梶芽衣子)と悟朗(田山涼成)と八王子の老人ホームの見学から実家に戻ってきたシロさん。2人はこの施設を気に入った様子。シロさんは都心に近いところを勧め、高い費用を懸念する2人に「貯金が底をついたら自分が出す」と言うが、2人は「10~20年先は史朗が老人ホームを考える歳」「“老いじたく”をそろそろ本気で考えなきゃダメ」と一蹴。自分の老後もそう遠くないことに気づかされる。

 現実を突きつけられつつ帰宅したシロさんは、誕生日が迫ったケンジにプレゼントの希望を聞く。ところが「欲しいものは特にない」との返答が。さらに渡しそびれたシロさんへの誕生日プレゼントも考えているという。「プレゼントしあいっこしたい!」「シロさんが選んでくれるものならなんでもいい!」と押し切られたものの、何がいいか全くわからないシロさんは富永佳代子(田中美佐子)に相談。にもかかわらず結局何も浮かばずじまいで、仕事に影響するほど考え込んでしまう。

 そんなある日、帰宅したシロさんは、何やら慌てているケンジを目撃。実は一足早く用意したシロさんへのプレゼントとお揃いで自分の分も購入。嬉しくてつい開封してしまったのだ。やがてシロさんは“お揃い”にまつわる2人のやりとりを思い出す…。

 両親と自分たちの“その時”に向けて、“老いじたく”を考え始めたシロさん。親と向き合い、パートナーと互いの本心を明かす中で、悩みに悩んだシロさんはケンジにプレゼントを贈る。

 ドラマ『きのう何食べた?season2』最終回は、テレビ東京にて22日深夜24時12分放送。

ドラマ『きのう何食べた? season2』最終回より (C)「きのう何食べた? season2」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社