サイジニア<6031>のグループ会社で、EC商品検索・レビュー・ハッシュタグ・ECキュレーション・OMOソリューションを開発販売するコマースとCXのリーディングカンパニーであるZETA(本社:東京都世田谷区)は、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」の機能において特許査定通知を取得したと発表した。
 
 特許の概要は、商品情報などから特徴的なキーワードを抽出しハッシュタグを生成、また、そのハッシュタグから商品情報に容易にアクセスできるウェブページを生成する技術。同社グループは、2023年1月に「ZETA HASHTAG」に関する特許を取得しているが、この件は、さらに範囲の広い特許になる。

 2023年1月に取得した特許は、「検索の絞り込み条件から自動的にハッシュタグを取得し、商品情報と紐づけを行うとともに、ハッシュタグを組み合わせたウェブページを生成することにより商品購入機会を増やす」という機能に関する特許だった。発明の名称は、「ページ生成装置、ウェブページの生産方法、およびプログラム」。特許番号は、特許第7203398号。

 ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」は、主にECサイトなどWebサイトの中の説明文やカスタマーレビューのようなテキスト情報をAIで解析し、関連するキーワードを抽出してLP(ランディングページ)を自動生成する。ECサイトでは商品の見た目の形状や使い方など関連するテキストタグを活用して商品検索が可能で、様々なSNSで馴染み深いハッシュタグを軸とした検索により、ECサイトにとってはエンゲージメント向上への期待、消費者にとっては商品とのセレンディピティを生むソリューションになっている。

 同社グループでは、1月の特許取得時に「情報を取得するユーザー体験においてハッシュタグという概念は広く普及しており、これを活用するデジタルマーケティングがますます重要になると考えられます。当製品に対する顧客の評価は高く引き合いが増えており、本特許によって競合に対する優位性を保ちつつ市場開拓を進めてまいります」とコメントしていた。今回、新たな特許査定通知を取得したことで、「本特許によってさらに事業拡大を進め、更なるお客様の利便性向上のために今後もサービス開発を続けてまいります」としている。

 「ZETA CXシリーズ」はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、ECキュレーションエンジン「ZETA BASKET」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」をはじめとする8つのラインナップで、高度なデータ分析・マッチングの技術によって良質な購買体験を実現している。

サイジニアグループ「ZETA HASHTAG」で新たな特許査定通知を取得、自動的にハッシュタグおよびウェブページ生成