お風呂掃除でつい見落としてしまいがちなのが、浴槽のふたです。サイズが大きく洗いにくいため、「どうやって洗えばいいのか分からない」「そもそもそんなに汚れてないんじゃない?」と感じているかもしれません。

なかには「そもそも浴槽のふたって、本当に必要?」という人も。

ライオン公式Instagramアカウント「ライオン Lideaーリディア」(lidea_lion)より、お風呂のふたを使う意味やおすすめのお手入れ方法を紹介します。

お風呂のふたの役割は主に3つ

ライオンによると、お風呂のふたには主に以下の3つの役割があるそうです。

・お風呂のお湯を冷めにくくする。

・湯気を抑えてカビを抑制する。

・汚れの拡散を防いでカビを抑制する。

ふたを使うことでお湯の温度を保ちやすくなるのは、よく知られている効果です。しかし、お風呂のふたを使う意味はそれだけではありません。

お湯から発生する水蒸気を抑えることで、壁や天井のカビ汚れを抑制できます。またお湯に溶けた皮脂汚れが、浴室中に広がるのも防いでくれるのだそう。お風呂のふたを正しく使うことで、浴室全体のお手入れを楽にできるのです。

お風呂のふたのお手入れは「洗剤」と「スポンジ」の使い方が鍵

お風呂のふたを快適に使い続けるためには、日々のお手入れが必須です。ライオンでは、汚れの種類別に以下のようなお手入れを推奨しています。

【ヌルヌル汚れ】

1.お風呂用洗剤をふたに向けてスプレーする。

2.くるくると巻きながら、スポンジでこすり洗いする。

3.シャワーで洗い流す。

【黒カビ汚れ】

1.お風呂のふたを広げて立てかける。

2.塩素系カビ取り剤を、ふた上方に横一直線に吹き付ける。

3.一定時間置いた後に洗い流す。

【黒ずみ汚れ】

1.スポンジクリームクレンザーを付ける。

2.汚れた部分を優しくこする

3.ていねいに洗い流す。

じゃばらの奥に入りやすいヌルヌル汚れは、ふたを巻き取りながらこすり洗いすることで、しっかり広げて洗えます。

カビ取り剤でも落としきれなかった黒ずみ汚れは、クレンザーを使えばきれいになるでしょう。傷が入らないよう、優しくこすり洗いしてください。

普段のお手入れは、シャワーで両面を洗い流すだけでOKです。お手入れ後にしっかり乾燥させることで、汚れ予防につながります。

お風呂のふたのヌメヌメ汚れやカビ汚れを放置すると、浴室内のほかの部分にまで汚れが広がってしまう可能性も。できるだけ早く対処する必要があるでしょう。

いったん気合いを入れてきれいにしたら、その後は簡単なお手入れを続けていくだけでOKです。ライオン公式情報も参考にして、ぜひお風呂のふたを正しく活用してみてください。光熱費削減効果も期待できそうです。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

  

[文・構成/grape編集部]

出典
lidea_lion
※写真はイメージ