創業70年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下「アダル」)は、家具製作の過程で排出された端材を活用し、2024年の干支である「辰(たつ)」をモチーフにしたインテリアオブジェをオリジナル製作。2023年12月22日(金)より限定10体にて販売を開始いたします。「fukune(ふくね)」シリーズは、2023年の干支であるうさぎからスタートし、毎年1つの干支をテーマに新作を提供するプロジェクト。つまり、コンプリートまで12年かかる一大プロジェクトです。販売サイト:https://minne.com/items/35418876?code=O3UXkHoy93


本アイテムはどんな空間でも馴染むよう、シンプルモダンなデザインで、“思わず撫でたくなるような”柔らかなフォルムを実現しました。

また、当社所有の特殊な木材切削機器、「5軸CNC加工機器」によって、天然木の端材をコ約20分で削り出しています。そのため、手作業とは異なりどのオブジェも同形状に仕上がり、複数体を並べてもブレのない安定的な品質を保持しています。一方、天然木を使用しているため、1体ごとに異なる木目の風合いを存分にお楽しみいただけます。

辰は、十二支の中で最も縁起の良い干支と言われており、様々な願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事をいい方向へ導いてくれる力があるとされています。新たな年を共に過ごすインテリアとして、縁起を担ぐ干支オブジェを迎えてみてはいかがでしょうか。

商品名:fukune -辰-

サイズ:幅75mm×奥行70mm×高さ95mm

素材:ビーチ材

価格:¥3,800(税込)※送料別途

販売サイト: https://minne.com/items/35418876?code=O3UXkHoy93

販売開始:2023年12月22日(金)

発送時期(予定):2024年2月下旬
※先着順・限定10体での販売となります。


端材を接ぎ合わせて作った角材から形を削り出した様子

「fukune-辰-」の背面

■「fukune」名前の由来

「fukune」には2つの意味があります。1つは喜びを知らせる意味の「福音(ふくいん)」の音読み。もう1つは、家具をつくる為に使った端材がアップサイクルされ、再びインテリアに生まれ変わったことを、「fukune」の名前の最後の文字「e」の次の文字である「f」頭文字にすることで、”循環”を表現しました。

■手作業の約1/30時間!角材から約20分で辰の形に!


製作動画はコチラ

5軸CNC加工機器での「fukune-辰-」製作動画です。

▼製作動画URL

https://youtu.be/eqsFQ-7eNPc?si=xCtw0dIuInpgAlmY

IT技術の進歩にともない、製造業の現場でも業務効率化を目指してIT化や自動化が進められています。本商品の加工は、3Dデータを用いてコンピュータ制御で木材の切削を自動化する「5軸CNC加工機械」という特殊な機械を使用しました。曲面の多い造形物を切削する際、通常は手彫りもしくは3軸加工が一般的ですが、当社はより複雑な加工ができる5軸CNC加工機械を採用しており、これを利用することで、以下のようなメリットがあります。

・加工時間の短縮

・加工コストの削減

・品質の安定/精度の向上

・滑らかで美しい3次元造形表現が可能

辰の形状は複雑な為、3軸加工機器では実現が難しく、かつ複数個を同形状で製作することはほぼ不可能です。5軸CNC加工機器を活用することで、端材から辰の形状になるまで1体あたり約20分で完成します。これは、手作業のみで彫った場合の約30分の1に相当します。

■排出端材ほぼ全てを再利用する、アダルのSDGs活動

当社は全ての取扱商品に対し設計・製造・使用・廃棄というプロセスにおいて、環境負荷低減に向けた取り組みを行っております。当社工場では、仕入れ木材の約85%を家具製造に使用し、家具として使用すること難しい部分は端材として年間約210立米、40フィートコンテナ3台分にもなります。


(左)自社工場内端材置き場、(右)木端材を活用したドアストッパー

廃棄物低減を目指す端材活用方法として、大きめの木端材は工場見学時のノベルティとしてドアストッパーなどにアップサイクルし、さらに細かな端材は粉砕し、自社農場で野菜栽培用の肥料の一部として使用したり、近隣の牧場へ提供したりするなど取り組みを行い、無垢材の端材はほぼ全て再利用しています。今回はその活動の1つとして、端材を活用し新たな年の始まりに福を呼ぶ干支オブジェ「fukune」を製作致しました。

■今後の展望


2023年版のうさぎ(左)、2024年版の辰(右)

2023年のうさぎから始まり、今後も毎年干支をモチーフにしたオブジェを毎年発表する予定です。つまり、全ての干支をコンプリートするには12年かかる一大プロジェクトです。
また、2020年での5軸加工CNC機器の導入以降、当社のものづくりの幅は広がりを見せていますが、業界においてはこの加工機器でどのようなデザインが可能なのかまだまだイメージが湧きづらいという課題がありました。本商品は一般発売の他、福岡本社・東京・大阪・名古屋・札幌の営業拠点にも展示し、3次元加工を用いたものづくりのインスピレーションの源泉となるよう活用予定です。今後も廃棄物低減及びモノづくりの可能性を探求し、付加価値のある製品を製造して参ります。

2023年ver.はコチラ

2023年の干支うさぎver.のプレスリリース


株式会社アダル 「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供する」をミッションに、レストラン・ホテル・オフィスなど多様な空間に家具を提供する創業70年の業務用家具メーカー。社名のADALはADviser for Amenity Life(快適な生活空間のアドバイザー)の略。福岡本社をはじめ全国14拠点を構え、80名以上の職人が勤務する業界最大級の総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える。福岡・東京オフィスにて『快適な働き方』を体験できるライブ型ショールームADAL CREATIVE PLACE」の見学予約を随時受付中。

■会社概要
会社名    : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地    : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日    : 1968年4月
事業内容   : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金    : 1億8,225万円
従業員数   :259名(2023年8月時点)
URL      : https://www.adal.co.jp/

配信元企業:株式会社アダル

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