川崎フロンターレは22日、ヴァンフォーレ甲府からDF三浦颯太(23)の完全移籍加入を発表した。

FC東京の下部組織在籍歴を持つ三浦は今季、甲府入りの大卒1年目。負傷離脱もあったが、左サイドバックとしてJ2リーグ21試合に出場したほか、ACL3試合でピッチに立ち、天皇杯でも2試合でプレーした。

追加招集ながら、元日のタイ代表戦に臨む日本代表からも呼ばれ、初選出。注目株は川崎F入りを受けて、挨拶とともに意気込みを語った。

川崎フロンターレの皆さん、はじめまして。この度ヴァンフォーレ甲府から移籍してきました、三浦颯太です。川崎フロンターレという素晴らしいクラブでプレーできることを幸せに思います。自分の出せる力をすべて出して、ひとつでも多くのタイトル獲得に貢献できるよう日々努力していきます!」

一方、甲府では「いつも多くのご声援、ご支援ありがとうございます。この度川崎フロンターレに移籍することになりました」と移籍を報告。移籍決断までの苦悩や、サポートに感謝した。

「今回移籍するにあたり多くのことを悩みましたが、もっと上のステージで挑戦したいという気持ちがあり移籍を決断しました。決して長い期間ではありませんでしたが、僕がサッカー人生のプロキャリアをスタートさせたのはヴァンフォーレ甲府だということを誇りに思います」

そして小瀬の雰囲気、ACLでの大声援、ファンサポーターの温かさ、あげたらキリがないですがヴァンフォーレ甲府のなにもかもが大好きです。J1という舞台に挑戦するにあたって難しいことが多くあると思いますが、ヴァンフォーレ甲府での経験を糧に必ず活躍してきます」

「特別指定期間を含めた約2年半、本当にありがとうございました