横浜市では、難しい医療情報をマンガで分かりやすく伝え、医療への関心を高めることを目的とした「医療マンガ大賞」を実施しています。医療現場で生じる様々な立場の方の視点の違いを表現したエピソードを元にマンガ作品を募集し、医療・マンガ・行政の視点から審査をします。

ご応募いただいたマンガ50作品から、大賞1作品、部門賞5作品、特別賞12作品を決定しました。

また、5周年記念企画として新設した“がん検診受診”啓発をテーマとする「ポスター部門」では、審査員の審査を経た作品に対して市民から投票を行い、大賞1作品、特別賞2作品が決定しました。

各受賞作品は本日12月22日(金)より、医療マンガ大賞特設WEBサイト(https://iryo-manga.city.yokohama.lg.jp/)にて審査員のコメントとともにご覧いただけます。

1. 第5回医療マンガ大賞 大賞・入賞作品の紹介

第5回の大賞は、人生の最終段階をテーマにした「自分らしい最期の迎え方」部門で、患者家族視点に応募いただいた、ひとりさんの作品に決定しました。

以下、大賞・部門賞作品です。


2. ポスター部門 大賞作品の紹介

ポスター部門の大賞作品は、嘯(しゃお)さんの作品に決定しました。

審査員がプレ審査で選抜したポスター作品の中から、2023年10月7日(土)~11月5日(日)の期間中に市民の皆様の投票によって選出されました。


3. 審査員総評コメント(順不同)


山科 ティナマンガ家・イラストレーター

各部門にて具体的なお題がある中で、こんなにも描く方によって個性豊かな作品が生まれるのかと驚いたのと同時に、どの作品も非常に読み応えがありました。自分も読んでいて医療への知見が深まるとてもいいキッカケとなりました。


井上 祥/(株)メディルノート代表取締役・共同創業者(医師・医学博士)

今年で5年連続、審査員を務めさせていただきました。本年の医療マンガ大賞には、医療の現場と患者の生活に深く根差した、多様で洞察に満ちた作品が数多く寄せられました。応募作品は、病気療養をしながら仕事を続ける両立支援、医療情報のナビゲート、医師と患者間の信頼関係、インターネットの医療情報のインフォデミックといったさまざまなテーマを通じて、現代社会における医療の複雑さとその人間的側面を巧みに描き出すものばかりでした。嬉しい悲鳴ですが、応募作品のレベルの向上は年々、審査会を複雑なものにしています。医療マンガ大賞の来年以降の益々の発展を祈念しています。

※審査会の模様は、後日横浜市公式YouTube(@CityOfYokohama)にてアーカイブ配信いたします。


(参考)医療の視点

「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに平成 30 年10 月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/iryonoshiten/iryonoshiten.html

配信元企業:横浜市

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