株式会社富士急ハイランド(本社:山梨県富士吉田市)は、この度、SDGsへの取り組みの一環として、リニューアルによって着用しなくなったスタッフの制服を、ブックオフコーポレーション株式会社に無償で提供することを決定しました。

 今回提供する制服は、富士急ハイランド内のアトラクションやレストラン、売店スタッフが着用していたもので、制服リニューアル等にともない使用しなくなったものです。ブックオフは提供された制服をロゴ等の撤去作業など手間と時間をかけて海外のリユース店に輸出し再販売します。ブックオフの手によって、不要となった制服が再び市場での利用価値を見出し、SDGsに向けた取り組みとして環境負荷の軽減に繋がることを目指します。

 富士急ハイランドでは、持続可能な社会の実現に向け、SDGsの視点からさまざまな取り組みを行ってきました。一方ブックオフは、国内でのリユース事業だけでなく、リユースできなかった商品の出口戦略事業として、海外でのリユース店舗「Jalan Jalan Japan」(以下、JJJ)を展開しており、JJJでの販売を通じて、2022年は約2,600トンの商品が日本で廃棄されることなく、海外でのお客様とそこで働く従業員の喜びに繋がりました。また、海外の店舗でも売れ残ってしまったモノはパートナー企業を通じて現地でリサイクル(再資源化)しており、こうした国内外でのリユース、リサイクルの取り組みを通じて環境への負荷を最小限に抑える活動を展開していることから、その社会的な貢献は高く評価されています。

 今後、富士急ハイランドブックオフは、社会的なコミュニティにおいて資源の有効活用を促進し、環境に配慮した経済活動の広がりを目指し連携していきます。遊園地内で発生するリユース可能な資源の活用や、地域住民を対象としたリユースイベント等を相互で計画することにより、自然環境とお客様双方にあたたかく優しい施設を目指し、地域社会への貢献を大切に活動してまいります。

1.園内飲食施設での脱プラスチック


コップやストローなどの使い捨てプラスチック製品を廃止

施設で利用する使い捨てカトラリープラスチック製品を紙製品に変更します。紙製品は環境に配慮した素材を選定します。
また、自宅に持ち帰ってリユース可能な容器で食事メニューを提供します。

2.再利用可能商品の販売


エコバックやクリアボトルの販売

レジ袋の削減に向けた取り組みとしてエコバックを販売しています。また、一部レストランでは自宅でも再利用できるスーベニアランチBOXやクリアボトルを販売し、使い捨て商品の削減に取り組んでいます。一部売店では持ち運び可能なスプーンやお箸などを販売し、使い捨てカトラリーの廃止を推奨しています。

3.WEBチケットの推進


WEBチケットによるペーパーレス化

WEBチケットを推奨しています。チケット売り場での混雑回避および紙資源の節約を通じて環境負荷の軽減を図っています。

4.紙の園内マップを配布終了し公式アプリを導入


IT化推進により紙資源を大幅削減

園内マップの紙での配布を終了し、マップ機能を搭載した公式アプリを導入しました。IT化を推進することで、1年間で約100万枚の紙資源の削減につながりました。

5.入園無料化


地域の皆さまが気軽に利用できる遊園地に

2018年夏より、観光客だけでなく地域住民がより利用しやすい遊園地を目指し、富士急ハイランドおよびトーマスランドの入園を無料化しました。今後もより地域の皆さまが気軽に立ち寄ることができるアミューズメントシティを目指していきます。

ブックオフの海外リユース店舗「Jalan Jalan Japan」について

ブックオフグループで一定期間に販売しきれない商品の「出口戦略」をコンセプトに、2016 年にマレー シアで始めた海外リユース店舗チェーンです。日本ではリユースが難しい商品を、「Used in Japan」のブランドと、圧倒的な「安さ」、圧倒的な「品揃え」による売場作りにより現地のお客様に大いに受け入れられ、2022 年は120万人以上のお客様に720万点以上の商品を販売、約2,600 トンがゴミになることなく「モノの寿命を延ばす」ことにつながりました。現在マレーシアに11店舗、カザフスタンに2店舗展開しています。

ブックオフグループについて
1990 年、神奈川県相模原市住宅街にある35坪のスペースで「BOOKOFF」はスタートしました。以後、 「事業活動を通じての社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」という二つの経営理念の下、 65社のフランチャイズ加盟企業とともに成長を続け、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営し、 年間利用者は約8.000万人、年間売買点数は6億点を超えています。 また、リユース市場の成長に合わせて、百貨店内などにおけるプレミアムサービス事業や、日本国内に留まらず海外への事業展開も積極的に展開しています。今後も「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションのもと、リユース以外の事業領域にも挑戦し、持続可能な成長を目指しています。

富士急ハイランド営業データ

営業時間

11月10:00~19:00 ※時期により変動いたします
料金

入園料:無料
フリーパス:大人6,000円~7,800円、中高生5,500円~7,300円
小学生4,400円~5,000円、幼児・シニア2,100円~2,400円
※日によって料金が異なります。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
交通

車 /新宿から中央自動車道で約 80 分、河口湖 IC に隣接
東京から東名高速道路・御殿場 IC、東富士五湖道路経由で約90分
バス/新宿から高速バスで約100分、富士急ハイランド下車
東京駅から高速バスで約110分、富士急ハイランド下車
首都圏の他、名古屋、関西等30ヶ所以上から直通バス運行中
電車/JR中央本線大月駅富士急行線に乗換富士急ハイランド駅下車
大月駅から約50分

富士急グループのSDGsの取り組み

富士急グループは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、ESG・SDGsの取り組み方針として「富士山エリアを『リゾートシティ』とする、持続可能な地域社会を実現する」ことを目指しております。

配信元企業:富士急行株式会社

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