江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶が共演する映画『あまろっく』より、予告編と本ポスターが公開。追加キャストも一挙解禁された。
【動画】ユニコーン書き下ろし主題歌「アルカセ」の楽曲も披露！ 映画『あまろっく』予告編
本作は、関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きる“ご実家ムービー”。巨大な閘門（こうもん）“尼ロック”によって水害から守られている街・兵庫県尼崎市を舞台に、年齢も性格も異なる“ツギハギだらけ”の家族を描く人生賛歌だ。長編映画第2作目となる中村和宏が監督を務める。
理不尽なリストラで失業し、この街に戻ってきた39歳の近松優子（江口）は、ニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父（笑福亭）が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希（中条）を連れてきた。
家族だんらんを夢見る早希と、自分よりずっと年下の“母”の登場に戸惑う優子の共同生活は噛み合うはずもなく、一家は騒動の連続。しかし、ある悲劇が近松家を襲い、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。
ドラマ、映画と出演作の続く江口のりこ（優子役）、中条あやみ（早希役）がダブル主演で年齢の離れた“39歳の娘”と“20歳の義母”を演じるほか、街の“尼ロック”のごく、家族を見守る父を笑福亭鶴瓶が演じる。
そして今回、能天気な父の若い頃を松尾諭、亡き母を中村ゆり、江口のりこが扮する近松優子のお見合い相手を中林大樹、優子の同級生を駿河太郎、優子の高校の教師を高畑淳子、そして笑福亭鶴瓶が扮する父が経営する工場の従業員に久保田磨希と佐川満男らの出演が発表された。
予告編では、ある日突然、「お父ちゃんは再婚することになりました！」と父の爆弾発言をきっかけに、20歳で美人の再婚相手・早希がやって来て近松家が大混乱するシーンから始まる。「家族だんらんやぁ！」と張り切るに早希に、「私とあんたは赤の他人や！」と大反発する優子。そんな優子に対し、父親は「あほ！ 人生に起こることは何でも楽しまな！」と檄を飛ばす。近松家は、ぶつかり合いながらお互いが抱える傷を理解し近づいていくことで、少しずつ本当の家族になっていく。
ユニコーンが、天気だけど巨大な閘門“尼ロック”のように家族をしっかりと見守る“家族（うち）の尼ロック”となる鶴瓶をイメージして書き下ろした主題歌「アルカセ」も本予告で披露。思いのままにロックに生きる人たちを爽やかに応援する心温まる予告編となっている。
本ポスターは、近松家の3人がちゃぶ台を囲んでいる姿を切り取ったデザイン。父と20歳の妻・早希は仲睦まじい様子だが、39歳の娘・優子は不機嫌そうに腕を組んで横を向いている。し烈な母娘バトルを予感させるポスターに仕上がった。
映画『あまろっく』は、2024年4月12日より兵庫県先行公開、4月19日より全国公開。
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