落語家・立川志らくが22日、自身のエックスを更新し、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2023』をめぐるナイツの塙宣之の騒動に言及した。

【写真】ナイツ塙、激怒させたミーナに会って直接謝罪

 塙は、自身が会長を務める漫才協会に所属するお笑いコンビ、ミーナに対し、YouTubeチャンネルの企画として「M-1の決勝戦で今年から漫才協会の枠が1枠増える」というドッキリを実行。同コンビはM-1出場を確約されたと信じ込み、プレッシャーに押しつぶされそうな状態だったが、塙は落選したときにネタバラシをしようと考え、そのまま“泳がせ”ていたという。結果、2回戦で敗退したミーナに遅れてネタバラシをしたことで激怒させてしまったとし、ネット上でも塙に対する批判の声が相次いでいた。

 21日に塙は自身のYouTubeを更新し、ミーナの喜助、ATSUSHIの2人に謝罪。撮影していたドッキリ動画については、各所と相談した結果“お蔵入り”とすることが決定したと報告し、ミーナに対し、「そんな思いをして、せめてそれ(動画公開)で『おいしい』ってなったらよかったんですけど、何を言ったって俺が100%悪い」と頭を下げていた。

 この件について、昨年まで同大会の審査員を務めていた志らくがエックスで言及。「今度はM1の審査員が塙さんのところに行って、審査員降板です!というドッキリを仕掛ければいい。ミーナの気持ち、きっとわかる」と、ミーナへの“反撃”を提案。また、結果的に動画がお蔵入りになったことについても触れ、「公開した方がいい。その収益をミーナにあげればいいじゃない。で、塙さんがミーナに収益をプレゼントする時に、それもドッキリでした、とやったらまたミーナブチギレ。でも最後はちゃんと収益をあげる」と、YouTubeでの収益をミーナに授けることも提案。

 最後には「ミーナ、知名度がこれであがったのだから、頑張れ。来年M1の決勝に出たらそれこそドラマだ!」と激励しつつも「M1で待ってるぞ、って私は審査員を卒業したんだ」とオチをつけて投稿を締めくくっている。

 温かい志らくの提言には、コメント欄に「素晴らしい提案」「師匠のこのエールは粋ですね!」「さすがだね〜粋だね〜」といった声が寄せられている。

引用:YouTube「ナイツ塙会長の自由時間」
「立川志らく」エックス(@shiraku666

立川志らく  クランクイン!