カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

 犬を複数飼っているお宅で、どうしても自分だけに飼い主の注目を集めたいかまってちゃんビーグル犬が独特の方法を編み出した。

 わざと倒れて苦しんだそぶりを見せるのだ。すると飼い主が駆け付けて、胸のあたりを心臓マッサージしてくれる。

 これがもう癖になってしまったようで、何度も倒れるを繰り返す。もっとたくさん撫でて欲しいときはなかなか起きない。飼い主に何度もマッサージをさせるのだ。

【画像】 倒れたの。心臓マッサージが必要なんだから、な犬

Dog "falls" to get attention

 動物の心理療法士である飼い主、カレンさんは複数の犬を飼っている。その中の1匹、ビーグル犬のルーン(メス)は独特な方法で飼い主をひとりじめする方法を思い付いたようだ。

 ルーンはわざと倒れてたてなくなる風を装う。彼女を再び立ち上がらせる唯一の方法は、カレンさんが「CPルーンズ」を行うことだ。

 これは、心肺蘇生の為の心臓マッサージのフリをすることだ。

 ルーンが倒れると飼い主はかけつけ、胸のあたりを撫でながら「1.2.3.CPルーンズ」と声をかける。

・合わせて読みたい→やきもち焼きのハスキー犬。飼い主の電話中、かまっての猛攻撃

 するとルーンは「生き返ったわ」とばかりに立ち上がり、何事もなかったように動き出すのだ。

1

 だがこれが一筋縄ではいかないときもある。

 何度CPルーンズを唱えて胸を撫でても蘇生できないことがあるのだ。もっとかまってほしいのだろう。その様子を他の犬が「あいつまたやってんな」的な目線で見つめたりなんかもする。

TikTokで動画を見る

 カレンさんによると、ルーンは子犬の頃に怪我をし、一時的に足が使えず寝転んでいた時に、胸やお腹をさすってあげていたことでこの特技を習得したという。

 以来ルーンの怪我はすっかりよくなったのだが、かまってほしくなると、どこも痛くないのに倒れたふりをするようになったそうだ。

 その都度カレンさんがやさしく胸をさすってくれるもんだから、うれしくなっちゃって頻繁にやるようになった。

 さらにルーンは女優気取りで、心肺蘇生が必要な犬を演技することも気に入っているという。

・合わせて読みたい→犬が死んだふりしてるけど騙されないで!飼い主が警告の看板を出す

 そんなルーンとカレンさんが飼っている他の犬の日常はTikTokのアカウントで見ることができる。

written by parumo

 
画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

わざと倒れて死にそうなそぶり、心臓マッサージを要求する犬