今までも優しくされた女性たちからの数々の証言が…。

 12月20日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で、ドッキリ企画の標的となったテレビ出演経験がほとんどないギャルタレントへの、ダウンタウン・浜田雅功の振る舞いに、視聴者からSNS上で大絶賛の声が上がっている。

 同放送回では「怪しい自称プロデューサーから“100万払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ”と持ち掛けられ、ホントに払ったヤツがホントに出演できるホントドッキリ」が行われ、ターゲットとなった3名のほぼ無名女性タレントの中で唯一100万円を支払うことを決断したギャルタレントのあおぽんが実際にスタジオ出演を果たしている。

 また、このドッキリと同時進行で「バラエティに出たことない新人タレントならスタジオ展開が一言一句台本通りでも信じちゃう説」も行われ、あおぽんをダマすために、ダウンタウンら出演者たちも仕掛け人となり、スタジオ収録前には本来は存在しない台本の読み合わせも行われた。

 怪しい偽プロデューサーを信じて、「水ダウ」出演料100万円を支払ったうえに、プラスして浜田からドツかれるオプション10万円も受け入れるというピュアさが際立ったこともあり、放送後にネット上で「あおぽん」がトレンド1位を獲得。大きな話題となったわけだが、浜田が見せた紳士ぶりもSNS上で大絶賛されている。

「台本の読み合わせでは、ダウンタウン・松本人志のボケの直後に『生のまっちゃん、超ウケる~』というセリフを任されたあおぽんですが、本来はとっさに出ることでリアリティーが増すセリフということに加え、松本がどういったボケをかましてくるのか事前にわかっているうえでのリアクションとあって、自然さを演出するには、かなり難易度の高いセリフとなっていました。そのうえ、ダウンタウンの2人や、バナナマン設楽統、ファーストサマーウイカら有名芸能人との台本の読み合わせとあって、あおぽんは明らかに緊張。そのため、当然、肝心のセリフも棒読みになってしまったわけですが、あおぽんがセリフを発した直後に浜田は、あおぽんのほうを見て、親指を立てるジェスチャーをしたんです。浜田の気遣いを受けてあおぽんからも安堵の笑みがこぼれていました」(エンタメ誌ライター)

 スタジオ収録においても、台本通り、浜田があおぽんの頭を叩くやりとりも見られたが、カットがかかり、カメラが止まると「あっ、ごめん、頭大丈夫やった?ごめんね。ごめんなさい」と、あおぽんに声をかける浜田の姿も見受けられ、視聴者からはネット上では「浜ちゃんはやっぱり優しいな」「あおぽんも浜田さんがいたおかげでリラックスできただろうな」など、浜田の振る舞いを絶賛する声が多数見受けられた。

「浜田が有名度にかかわらず、芸能人に優しいのは有名な話で、番組収録で浜田に優しくしてもらったという類の話は多くの女性芸能人がこれまで披露してきました。2019年に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、女性お笑いコンビ『スパイク』の小川暖奈が芸歴1年目の時、浜田のフォローにときめいたというエピソードを披露しています。何でも、浜田がMCを務める番組に出演した際に、緊張してしまい、上手な返しができず、自分の実力のなさにひどく落ち込んだそうですが、収録終わりに浜田は『今日はちょっとできなかったかもしれないけど、あそこには勉強として呼ばれてるだけやから、“できひんかった”って落ち込まんでええんやからな』と、耳元でささやくように伝えてくれて、救われたそうです」(前出・エンタメ誌ライター)

 今回も、あおぽんは所属事務所に100万円を立て替えてもらい、出世払いする覚悟で「水ダウ」に出演し、爪痕を残そうと変な緊張感があったはず。そのため、浜田も仕掛け人側とはいえ、そのあたりのあおぽんの心情もくみ取り、優しく振舞わずにはいられなかったのだろう。

(権田力也)

アサジョ