ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)がナポリとの契約延長に迫っているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

昨シーズンはセリエAで得点王に輝き、スクデット獲得の原動力にもなったオシムヘン。今シーズンもここまでリーグ戦12試合で7ゴールを記録している中、クラブ会長のアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が契約延長に動いていると報じられていた。

デ・ラウレンティス会長は23日の朝にオシムヘンの代理人と再度会談を行うようで、先日公開されたばかりの『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、「何度も言うが、我々はホームストレート(ゴールまであと少しの場所)にいる」とコメント。イタリアのニュース番組『TG1』では「もしかしたら、もしかすると、(クリスマス)ツリーの下のサプライズになるかもしれない」と繰り返していたようだ。

新契約は現行の2025年6月から1年延長となる2026年6月までで話が進んでいる模様。年俸も現在の450万ユーロ(約7億円)から大幅に上昇し、1億3000万〜1億4000万ユーロ(約204億〜220億円)の契約解除条項が盛り込まれるとも推測されている。

なお、オシムヘンは23日のセリエA第17節ローマ戦、29日の第18節モンツァ戦を終えた後、ナイジェリア代表の一員としてアフリカ・ネーションズカップへ臨む見込み。デ・ラウレンティス会長の目論見通りであれば、それよりも前にサインが交わされそうだ。