さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~

2024年1月14日夜9時から放送スタート、西島秀俊主演の日曜劇場さよならエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)に、佐藤緋美久間田琳加大西利空淵上泰史の出演が決定した。

 

■主人公は才能あるマエストロ

主演の西島が演じるのは20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。

大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何1つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。

5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために数十年ぶりに帰国する。

 

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■5年ぶりの娘との再会

そんな俊平の娘・響を演じるのは芦田愛菜。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる…。

世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか。そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない俊平が、父としてもう1度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく…。

さらに、同作の大きな見どころとなっていくのは、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に主人公の俊平がきて、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう1度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーである。

西島、芦田のほか、俊平や晴見フィルハーモニーに深く関わる人物役として宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、石田ゆり子、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二西田敏行が出演する。

 

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■クラシックを諦めたチェリスト

このたび、晴見フィルハーモニーに関わる人物役で、佐藤、久間田、淵上、俊平の息子役で大西の出演が決まった。

佐藤は日曜劇場『グッドワイフ』でドラマデビューし、『ラストマン−全盲の捜査官−』にも出演。本作の出演者として名を連ねる宮沢とは映画『ムーンライト・シャドウ』で兄弟を演じ、同作で第31回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞した。

そんな今注目の若手俳優である佐藤が本作で演じるのは、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮(はの・れん)。幼い頃からクラシックの才能に恵まれ周囲の期待を背負ってきたが、ある事情から音楽をやめ、今は配送の仕事をしている。

寡黙でクールな青年だが、俊平と出会い、あることがきっかけで晴見フィルに誘われることになる。

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■プレッシャーに弱いティンパニ奏者

久間田は2012年に『ニコラ』(新潮社)でモデルデビュー。『ニコラ』や『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務め、現在は『non−no』(集英社)の専属モデルとして活躍している。

俳優としても注目されており、ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』で主演を務めたほか、2023年は映画『おとななじみ』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の2作に主演した。

本作で演じるのは、プレッシャーに弱いティンパニ奏者の内村菜々(うちむら・なな)。晴見フィルの中でも真面目で人1倍練習熱心。しかし、高校時代のトラウマから自信をもって演奏ができない大学生だ。

 

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■フランス生まれの帰国子女

生後5ヶ月で芸能界に入り、俳優としてのキャリアと実力を兼ね備える大西。映画『るろうに剣心 最終章 The Final』や『水は海に向かって流れる』などに出演し、さらなる活躍が期待されている若手俳優である。

本作では、俊平の息子・海(うみ)を演じる。フランス生まれの帰国子女で高校2年生。甘え上手でコミュニケーション能力が高く、5年ぶりに父親と暮らすことを無邪気に喜ぶ。一方で、父と姉・響のギクシャクした関係をさり気なくフォローし、意外と大人な一面もある。

 

■俊平と真っ向から対立していく存在

淵上の日曜劇場出演は『99.9−刑事専門弁護士−』以来約8年ぶりとなる。TBSドラマ『わにとかげぎす』ほか数多くのドラマや映画に出演し、2024年は『映画 マイホームヒーロー』『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』の公開も控えている。

そんな淵上が今作で演じるのは、物語の舞台となる晴見市の市長・白石一生(しらいし・いっせい)。赤字財政の中、前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物に感じ売却を考えている。音楽はお金にならないものだと断言して俊平と真っ向から対立していく存在だ。

■「とても豊かな気持ちになれる作品」

羽野蓮役の佐藤からコメントが到着している。

佐藤:連続ドラマにレギュラーで出演させていただくのは初めてで、ドキドキの中、なんとか演じてます。自分自身も音楽活動をしているので、音楽が人の心を動かす、という作品に関われることが光栄です。

 

とても豊かな気持ちになれる作品になっていると思います。是非家族で観ていただけたらと思います。

 

■「クラシック音楽の魅力に…」

内村菜々役の久間田からのコメントは下記の通り。

久間田:憧れの日曜劇場で、オーケストラの一員として音楽を奏でられることがとても幸せです。美しい音楽に気持ちを高揚させられる毎日で、クラシック音楽の魅力に、どんどん惹きつけられています。

 

私が演じる内村菜々は、あることをきっかけにティンパニを叩くことに自信をなくしてしまった女の子です。マエストロによって市民オーケストラがどのように変わっていくのかを見守っていただけたらうれしいです! ぜひ日曜の夜に音楽で癒やされてください。

 

■「一緒に素晴らしい1年にしましょう」

主人公・俊平の息子である海役の大西からもコメントが到着。

大西:夏目海を演じます。お話をいただいて、日曜劇場に初めてレギュラー出演できること、とてもうれしい気持ちになりました。そして台本を読み、音楽が主軸となって進んでいく物語に引き込まれ、僕自身すごく楽しい気持ちになりました。

 

海は父(俊平)と姉(響)のギクシャクした雰囲気を、冗談を交えながら上手く緩和させていきます。とても明るく、どこか賢さもあるような子だと思います。1月14日から始まるこの作品を見て、一緒に素晴らしい1年にしましょう。よろしくお願いします!

■「家族の絆を擽る素敵な物語です」

白石一生役の淵上からもコメントが。

淵上:TBS日曜劇場のレギュラーは初めてで、驚きもありましたが、同時にこの作品に携われること、西島秀俊さんや芦田愛菜さんはじめ、たくさんの共演者とご一緒できる喜びもありました。

 

音楽を通して、家族を取り巻く関係が少しずつ変化していく中で、温かみのある物語に緊張感を奏でるメロディーの1人として対立する存在になっていければ良いなと思っております。この作品は、家族の絆を擽る素敵な物語です。『さよならエストロ』ぜひ、ご覧ください。

 

■「個性的なメンバーの出演が」

最後に、企画プロデュース・東仲恵吾氏からのコメントを紹介。

東仲氏:今回もオケ団員、家族などで個性的なメンバーの出演が決まりました。佐藤さんは、ものすごく自然なお芝居と色気溢れる目が素敵な人で、今回の役ではその魅力を発揮しつつ、かわいらしさという新境地にも挑んでくれています。

 

久間田さんは、等身大の女性が悩む葛藤を繊細に演じてくれています。それと同時に、でかいティンパニを叩く姿も必見です。大西くんは、主人公と響の間に挟まれながら、前向きに生きている役です。大西くんだからこそ出せるポジティブさと、ときとしてハッとするようなセリフに期待です。

 

淵上さんは、オケに対して誰よりも現実を理解している人です。それは主人公やオケ団員たちにとってはものすごく辛い現実です。それを、非情なまでに突きつけてくる芝居を楽しみにしております。

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