マンチェスター・ユナイテッドは23日に行われたプレミアリーグ第18節ウェストハム戦に0-2で敗れた。敵地で後半27分に失点するとその6分後の追加点で万事休す。

ユナイテッドはこれで4試合勝ちなし。ボーンマス戦には0-3で敗戦、CLバイエルン戦は0-1、リヴァプール戦は0-0、そして、ウェストハム戦は0-2と4試合連続で得点がない。

Optaによれば、ユナイテッドが4試合連続無得点なのは、サー・アレックス・ファーガソン監督時代の1992年11月以来のことだそう。

また、今季は全コンペティションですでに13敗しており、クリスマス前にこれ以上に敗戦が多かったのは1930-31シーズン(16敗)しかないとか。そのシーズンのユナイテッドは最下位に沈んでいる。

さらに、FWラスムス・ホイルンは57分間プレーしたが、アントニとアレハンドロガルナチョからのパス数がわずか1だったことも話題になっている。

ユナイテッドレジェンドであるポール・スコールズは、『TNT Sports』でこう指摘していた。

「今年のユナイテッドは怪我人が多すぎる。得点力は大きな問題だ。クリエイトが全くできていない。

どの選手も前に出ていく自信を失っている。FWたちは前に出て、自信を取り戻し、脅威をもたらさなければいけない。怖さがない。ひどいつぎはぎチームと言わざるを得ない。

選手に大金を費やしたのだから、期待は大きい。サッカーで最も指導が簡単なのはディフェンスだ。最も教えるのが難しいのは、ゴールの奪い方。それは選手から生まれなければいけないが、それが深刻なほど欠けている。

恥ずかしくなる。創造性も大きな問題だ。この1年半でクリスティアン・エリクセンブルーノ・フェルナンデスに連携があったのは1度だけ。来年1月末までに最高のユナイテッドが見られるとは思えない。非常につらい数週間になるだろう」

恥辱ユナイテッドを「冬に電撃退団」しうる6人

これで8位に転落したユナイテッドは、27日に3位と好調のアストン・ヴィラと対戦する。

マンチェスター・ユナイテッド、屈辱の4試合連続0ゴール…「恥ずかしい」とスコールズは断罪