橋本環奈主演のドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の最終話12月25日(月)に放送となる。

【写真】橋本環奈“円”&沢村一樹“湯川”が、万町署を救うため立ち上がる

■経費から事件解決に導く

同作は、経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署の一くせも二くせもある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導いていく。

最終話あらすじ

注目の最終話では――

榊山(福井晶一)ら警察上層部が、事件化していない押収品を裏金に変え、警察署をデジタル化するためのプロジェクトにつぎ込んでいたことを突き止めた円。するとそこへ、湯川(沢村一樹)の行方を追って、亡くなった芹沢詩織(石井杏奈)の関係先を調べていたさゆり(松本まりか)から、「Xの正体が分かったと思う」と1枚の写真が送られてくる。そこには、詩織と須賀(佐藤二朗)が並んで写っていた。

その頃、Xのアジトで目を覚ました湯川の前に須賀が姿を現す。湯川は、詩織を死に追いやった警察の闇を暴くと息巻く須賀に対し、冷静にそして何とか思いとどまらせようとするが、須賀の耳に親友の言葉は届かない。さらに、湯川の機転でアジトを突き止めた湯川班のメンバーも乗り込んでくるが、あと一歩のところで須賀に逃げられてしまう。

須賀の目的は、翌日の予算会議の場で榊山を断罪し、殺害すること。それを阻止するためには、裏金庫に隠された証拠を手に裏金問題を告発し、須賀が手を掛ける前に、榊山を官房長の座から引きずり下ろすしかない。円と湯川は須賀の凶行を阻止するべく、それぞれの立場で全力を尽くすことを誓う。かつて経費をめぐり激しくぶつかり合っていた円と湯川が、大切な人と大切な万町署を救うため、思いを一つにして巨悪に立ち向かう。

――という物語が描かれる。

■Xの正体に「まさか」の声

公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、「須賀さんやめてください」と榊山を殺そうとする須賀を円が制止するシーンからスタート。

また、円が会議で「警察全体を裏切る不正が上層部で行われています。私たちがやるべきなのは正しい警察官であり続けることではないでしょうか」と語る場面や、刑事課一同が事件解決に向けて奮闘する場面も。そして、動画の最後では、須賀に撃たれて湯川が倒れてしまう。

この動画に視聴者からは、「Xがまさか須賀さんだったとは」「まったく予想していなかった。どうしてなのか理由を知りたい」「湯川さん無事でいて」などの声が寄せられている。

「トクメイ!警視庁特別会計係」最終話より/(C)カンテレ