ナポリは、今冬のサイドバック補強のプランBとしてヴェローナに所属するイタリア人DFマルコ・ダヴィデ・ファラオーニ(32)の獲得に動いているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の記者であるニコロ・シラ氏が明かした。

ラツィオインテルの下部組織に所属したファラオーニは、2011年7月にインテルでトップチームに昇格しプロキャリアをスタート。その後はウディネーゼワトフォードなどを渡り歩き、2019年1月にクロトーネからヴェローナへレンタル移籍。チームのセリエA昇格に貢献すると、同年夏に完全移籍。

ヴェローナでは、右ウイングバックを主戦場に在籍5年間で公式戦163試合に出場し19ゴール23アシストを記録。チームのキャプテンとして今季もここまでセリエAで11試合に出場していた。

ニコロ・シラ氏によると、ナポリは今冬の移籍市場でサレルニターナに所属するイタリア代表DFパスクアーレ・マッツォッキの獲得に動いているが、ここまで交渉が難航。

そのため、獲得交渉が破談に終わった場合の保険として今夏にも関心を示していたファラオーニにコンタクトを取ったとのこと。同選手は今冬にフリーでの獲得が可能となり、個人間での交渉も順調に進み、年俸100万ユーロ(約1億6000万円)の2年半契約で個人間合意に至ったとのこと。

なお、現在はマッツォッキの最終決定を待っている状態で、サレルニターナとの交渉が成立しなければ、ファラオーニがナポリ入りすることになるという。