音楽レーベル「日本コロムビア」のカタログ発信プロジェクト「J-DIGS」は、12月24日(日)に、鈴木弘のアルバム「キャット」に収録されている楽曲「ロマンス」のミュージックビデオ(MV)を公開した。
鈴木弘「ロマンス」MV:https://youtu.be/K1XMmNNfjSY

「ロマンス」は1976年2月25日にリリースされた鈴木弘の代表作「キャット」に収録されており、本アルバムを代表するメロウで艶やかな楽曲。A Tribe Called Questの「Can I Kick It? - J. Cole Remix」にサンプリングされたことで注目され、ソーシャルメディアを中心に本楽曲を使用した投稿が2万を超えていることなどを受け、「J-DIGS」プロジェクトからMVが制作されることになった。発売から47年後に、しかもジャズインストでMVが作られるのは異例のケースだ。

「ロマンス」を収録したコンピレーションアルバム「WaJazz: Japanese Jazz Spectacle Vol.I」をリリースしたフランスのレーベル「180g」のグレッグ氏は、この曲の魅力についてこう語る。

Romance! What a tune... Like a late night Tokyo taxi driving soundtrack on a rainy night, the atmosphere of this tune is at the same time so relaxing as well as introspective. The kind of tune you're stopping any activity you're currently doing right away, to just enjoy the beauty of the moment. This is deep and powerful. Probably the most famous tune of the 70s Wa Jazz exceptional repertoire, you simply can't resist the creation of this All-Star line-up of musicians and the composition of master Hiromasa Suzuki. Pure gold!

MVはアニメーションと実写の合成で作成されており、「ロマンス」という楽曲が持つ艶やかさや都会的な雰囲気を際立たせる映像作品に仕上がっている。ディレクションは、映像ディレクションから紙もののデザイン、編集、グラフィックアニメーションまで幅広く手掛けているムービーディレクター、いしだももこ氏が担当。

また、MVの公開を記念して、Instagramのストーリーズにて使用可能なオリジナルGIFを配布中。「ロマンス」をBGMに、それぞれの日常をInstagramストーリーズで切り取って欲しい。

■Instagramストーリーズで使用可能なGIFを配布中
MVに登場するキャラクターや「ロマンス」のロゴがGIFに登場!
InstagramのSticker検索画面で”jdigs”と入力して確認してみよう。
https://media.giphy.com/media/v1.Y2lkPTc5MGI3NjExY2I5dDIxcmdibzdma3hxcng3cjhzM3J1MnJnbzRmbnUzdm9rMHJjMCZlcD12MV9pbnRlcm5hbF9naWZfYnlfaWQmY3Q9dHM/0pydrgOxnW2zIHKChK/giphy.gif


■商品情報


鈴木弘 / キャット
【CD】商品番号:COCB-54118 ¥2,200 (税抜価格 ¥2,000)
好評発売中
1971年に渡米しラスベガスを拠点に活動したトロンボーン奏者、鈴木弘が、1975年の一時帰国の折に渡米直前まで在籍していた伝説のジャズコンボ、フリーダム・ユニティのメンバーを集めてレコーディングした1枚。

■商品HP: https://columbia.jp/prod-info/COCB-54118/


WaJazz: Japanese Jazz Spectacle Vol.I - Deep, Heavy and Beautiful Jazz from Japan 1968-1984 - The Nippon Columbia Masters - Selected by Yusuke Ogawa (Universounds)
アナログ】商品番号:180GHMVLP01
好評発売中


「ロマンス」も収録されている、日本コロムビアのアーカイヴから日本独自の"和ジャズ"を集めたコンピレーション。
稲垣次郎、村岡実、鈴木弘、山本邦山、猪俣猛らが遺した燃えるようなハード・バップからフリー・ジャズ、内省的なサックス・ソロ、重厚なビッグ・バンド・サウンドまで全14曲を収録。
和モノコンピやVIDEOTAPEMUSICアナログ盤リリースでも知られるフランスのレーベル180gとHMV record shopによるコラボ企画。ゲートフォールド・ジャケット、180g重量盤2枚組仕様。Jukka Sarapaa(Timmion Cutting Labのエンジニア)によるマスタリングとラッカー・カット。全曲、日本コロムビアから正規ライセンス。選曲と編集を手がけた尾川雄介氏(UNIVERSOUNDS)による解説書付き(全曲)。

■商品HP: https://wajazz.bandcamp.com/album/wajazz-japanese-jazz-spectacle-vol-i-deep-heavy-and-beautiful-jazz-from-japan-1968-1984-the-nippon-columbia-masters-selected-by-yusuke-ogawa-universounds


■鈴木弘(Hiroshi Suzuki
1933年生まれ。多忠修とゲイ・スターズ、見砂直照と東京キューバン・ボーイズなどを経て、宮間利之とニューハード、原信夫とシャープス&フラッツなどで活躍した。「良い演奏をしたいならあいつを抑えろ」とまで言われた、日本のジャズ界では貴重なスター級のトロンボーン奏者だった。シャープス&フラッツの一員として参加したニューポート・ジャズフェスティヴァルを期にアメリカでの活動を考え始め、折良くバディ・リッチ楽団に招聘されたことで渡米を決意する。1971年3月にラスベガスに移住。当地では名トロンボーン奏者、カール・フォンタナらと親交をもちながら、プレイヤー/アレンジャーとし活躍した。富樫雅彦との双頭コンボによる『ヴァリエイション』、鈴木弘とハッピー・キャッツ名義による『ビートでジャンプ』、そして『キャット』と、3枚のリーダー・アルバムを残している。


■J-DIGS


日本で最も長い歴史を持つ音楽レーベル「日本コロムビア」の膨大なアーカイヴを中心に
日本に眠っている良質な音楽を発掘し、世界に紹介するプロジェクト。

J-DIGS is a project to discover and introduce to the world the high quality music that is lying dormant in Japan, focusing on the vast archive of Nippon Columbia, the longest-running music label in Japan.

Official HP: https://columbia.jp/j-digs/
Spotify: https://open.spotify.com/user/hewaor7wh2rmwrc3qd4ji8lux
YouTube: https://www.youtube.com/@J-DIGS
Instagram: https://www.instagram.com/j_digs_/

配信元企業:日本コロムビア株式会社

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