バックストーリーから大胆カスタムに発展
日産が「東京オートサロン 2024」に出品する、注目の4台のコンセプトカーが先行公開された。ここでは、エクストレイルをカスタムした、ド派手なピンク色と巨大なマッドタイヤが目を引く「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT」にズームイン。
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このクルマのコンセプトは「『エクストリームオフロード』×『タフギア』for『アグレッシブパパ』」そしてこんなストーリーが設定されている。
かつて乗っていたエクストレイルのアウトドア性能が忘れられない家族持ちの男性。ファミリーカーとして購入した現行モデルをカスタムするうちに止まらなくなり、出来上がったのがこのクルマ……という具合だ。
内外装でロッククローリングの世界を表現
このクルマの見どころは3か所。まず外装では、ノーマルから約5インチものリフトアップを施した。
さらに車体上部にボリュームを持たせ、重心の高さを強調することで、険しい岩場を走破するロッククローリングの世界観を表現。コンセプトカーゆえ、走行性能よりとにかく見た目のインパクトを重視したカスタムに仕上がった。
また内装には、アウトドア向けのツールを、ラゲッジエリアに満載。初代が確立した、エクストレイル=道具感という伝統を表現する。
「異物感」カラーリングで観衆をくぎ付けに
そして何よりも強い印象を与えるのがボディカラー。マットなピンクとグリーンの組み合わせは、アウトドアギアにありがちなミリタリーカラーからかけ離れた色彩とすることで、「普通じゃない」クルマであることを強調。
今年のジャパンモビリティショーでも感じられた、日産の新しいこと・誰もしていないことをやろうという意気込みを感じる1台に仕上がっている。
東京オートサロン 2024は2024年1月12日(金)〜1月14日(日)の3日間にわたり開催される。日産ブースでは、4台のコンセプトカー以外にも、フォーミュラEマシンやオーテック・ニスモのモデル、合計10台の展示を予定しているそうだ。
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