趣里が主演を務める連続テレビ小説ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第13週「今がいっちゃん幸せや」(第61回)が25日に放送され、坂口(黒田有)がスズ子(趣里)に意外な言葉をかけると、ネット上には「泣ける」「グッとくる!」といった声が集まった。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)

【写真】明日の『ブギウギ』場面カット 見つめ合うスズ子(趣里)と愛助(水上恒司)

 かっ血した愛助(水上恒司)を見たスズ子(趣里)は医者を呼びに行く。愛助は医師から結核と診断されるものの、スズ子はそれを受け入れられない。

 愛助は以前にも結核と診断されていたそうで、療養を経て治ったと思っていた病気が再発したのだという。医師は結核について特効薬もなく手の施しようがないとスズ子に告げる。その言葉を聞いたスズ子は、せめて入院させてやってほしいと頼み込む。

 入院した愛助を付きっきりで看病するスズ子。そんな2人のもとに坂口が訪ねてくる。愛助を入院させたものの数日連絡がなかったことに怒っている坂口。彼は感染の可能性がある結核を恐れず献身的に看病するスズ子の姿を目にする。帰り際、坂口はスズ子について「あんなに引っ付いて…」と呆れつつ、小夜(富田望生)に「福来さんも結核いう病気がどういう病気か知ってるはずやな?」と聞く。これに小夜は「知ってだって離れねんだもん」と困った様子で答えるのだった。

 後日、再びスズ子と愛助の元を訪ねた坂口は「ボン、ここ出まひょ」と言い放ち、療養のために三鷹に家を借りたと話す。そしてスズ子に「福来さん、あんたも一緒だす」と伝える。驚くスズ子に坂口は「あんたがどういう人間かいうことはよう分かった」と言い、笑顔になると「あんたにやったらボンを任せられますわ」と語りかける。

 これまでスズ子と愛助の仲を認めなかった坂口の変化に、ネット上には「坂口さんがデレた!」「2人の事認めたぞ!笑顔だ!」「ええ人や…」などのコメントや「坂口さ〜ん泣けるありがとう」「良い人になってる!グッとくる!」「坂口さんの理解を得られるなんて胸熱」といった反響も集まっていた。

連続テレビ小説『ブギウギ』第61回より (C)NHK