産経新聞グループの調査会社「産経リサーチ&データ」は、2025年大阪・関西万博に関するアンケートを11月15日(水)~20日(月)にインターネット上で実施しました。今年5月の前回調査と比べて「来場意向」が大幅に減少したことが明らかになりました。
【URL】https://monitor.sankei-rd.co.jp/

■「大阪・関西万博」への来場意向:「行ってみたい」31.2% 前回から22.5㌽下落

 調査では、万博に「ぜひ行ってみたい」と「できれば行ってみたい」の回答が合わせて31.2%得られました(以下、この合計を「行ってみたい」とします)。年代別に見ると、「行ってみたい」割合は29歳以下と80歳以上は約4割、それ以外の年代では3割前後となっています。

 今年5月の前回調査では「行ってみたい」は53.7%で、40代は半数以下であるもののそれ以外の年代は過半数でした。半年で来場意向は大幅に減少しています。

■「大阪・関西万博」への期待度:「0%」が3割 日本維新の会支持層では期待感が大きい

 万博への期待度を100%から0%までの評価(10%刻み)で尋ねたところ、「0%」の回答が約3割を占めました。支持政党別に見ると、大阪を拠点とする日本維新の会支持層では19.0%が「100%(期待している)」と回答し、期待感が大きいことが分かりました。

 一方、自民党支持層では約2割、その他支持層では約5割、無党派層では約4割が「0%(期待していない)」と回答しており、支持政党で期待感が大きく分かれる結果となりました。

■「大阪・関西万博」の会場建設費に対する意見:「中止にすべき」が3割 日本維新の会自民党支持層は「建設費増額はやむをえない」 その他支持層、無党派層は「中止にすべき」

 会場建設費に関する状況を提示したうえで意見を聞いたところ、「中止にすべき」が29.7%でトップ。次いで「規模を縮小して建設費を抑えるべき」(24.8%)、「建設費増額はやむをえない」(23.4%)の順となりました。

 支持政党別に見ると、「建設費増額はやむをえない」が日本維新の会支持層で約4割、自民党支持層で約3割を占めました。一方、その他支持層では約5割、無党派層では約3分の1が「中止すべき」と回答しています。

【調査概要】

調査名:大阪・関西万博についての意識調査

調査期間:2023年11月15日(水)~20日(月)

調査方法:産経リサーチ&データの会員サイト「くらするーむ」の登録者にアンケート

調査対象:有効回答2916人、回答者性別:男(n=2065)70.8%、女(n=851)29.2%

居住地:全国

調査結果の詳細は「くらするーむ」(下記URL)をご覧ください。

https://monitor.sankei-rd.co.jp/

※2023年5月に実施した前回調査結果は㏚ TIMES上の下記URLをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001451.000022608.html

配信元企業:株式会社産業経済新聞社

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