アル・イテハドがインテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェス(35)獲得に乗り出したようだ。『フットボールイタリア』が伝えている。

一方的な契約解除通告から1年…今夏まさかまさかのインテル復帰を果たしたサンチェス。昨季マルセイユで健在ぶりを発揮したベテランアタッカーは、2トップのFWラウタロ・マルティネス&FWマルクス・テュラムを支えるバックアッパーという明確な役割を仰せ付かることとなった。

ところが、ここ最近報じられているように、実際のところバックアッパーとしての仕事でインテル関係者を満足させられず。バックアッパーゆえに数字を見るだけでは何とも判断し難いところではあるが、今季ここまではセリエA6試合出場でノーゴール、チャンピオンズリーグ(CL)6試合で2ゴールという成績となっている。

そんなサンチェスだが、来年1月のサウジアラビア行き、アル・イテハド移籍の可能性があるとのこと。先月アル・イテハドへ赴いたばかりのアルゼンチン指揮官、マルセロ・ガジャルド監督がサンチェス獲得を熱望…同じスペイン語圏の選手であり、“大物”を迎え入れたいクラブとある程度思惑が一致しているようだ。

なお、インテルサンチェスと今季限りの1年契約。1月の新FW獲得へ向けた動きも噂されており、今夏欧州でのキャリア続行に執念を見せてインテル復帰を躊躇わなかったサンチェス本人も、踏ん切りをつけてサウジ行きに同意する可能性が排除できないと考えられている。