外はパリッとサクサク、中はしっとりとした食感のクロワッサン。ふわっと香る芳醇なバターの香りが口いっぱいに広がって、幸せな気持ちにさせてくれますよね。

そんな至福の時をもたらしてくれるクロワッサンですが、最近ネット上では、なんとクロワッサンをぺちゃこにする食べ方が流行っているのだとか!

そこで、手軽にカフェのような映える料理が作れると好評の『ぺちゃんこクロワッサン』を実際に作ってみました。必要な材料は以下の通りです。

【材料】

・クロワッサン 1個

・砂糖 大さじ1杯弱

・バター 10g

『ぺちゃんこクロワッサン』の材料を並べた写真

ちゃんこクロワッサンの材料

用意するものは、クロワッサンと砂糖、バターのみと、とってもシンプルです。

まず最初に、クロワッサンを麺棒などで潰していきましょう。ポイントは勢いよく、一気に潰すこと!

手早くやったほうが、上手にぺちゃんこにすることができます。

クロワッサンを麺棒で平たくしている写真

クロワッサンを麺棒などで潰していく

クロワッサンがぺちゃんこになったら、フライパンにバターと砂糖を入れて火にかけます。この時、砂糖が焦げてしまわないように弱火でじっくりと溶かしていきましょう。

バターが溶けて、砂糖がジュワジュワしてきたら、先ほどぺちゃんこにしたクロワッサンを投入。

クロワッサンの片面にシュガーバターを染み込ませたら、裏返して反対側の面も染み込ませていきましょう。

フライパンにバターと砂糖を入れクロワッサンを上から焼く様子の写真

ちゃんこにしたクロワッサンにシュガーバターを染み込せる

両面にしっかりとシュガーバターが染み込んだら、少し火を強めて、フライ返しなどでギューっと潰しながら焼いていきます。

焦げないように時間と力加減をみながら、焼いていきましょう。

フライパンで片面をバターと砂糖で焼き裏返す様子の写真

フライ返しなどでギューっと潰しながら焼いていく

シュガーバターが色付いて、こんがりきつね色になったら皿の上に置いて、一旦冷まします。

粗熱が取れてきたら『ぺちゃんこクロワッサン』の完成です!

『ぺちゃんこクロワッサン』を皿に盛り付けた写真

完成した『ぺちゃんこクロワッサン』

粗熱があるうちは、ふにゃっとしている『ぺちゃんこクロワッサン』ですが、熱が冷めてくるとパリッとした食感に大変身!

ひと口食べると「パリパリッ!」と軽快な音がなります。焼けた砂糖のカリカリと、バターのジューシーな旨みが溶け出してきて、なんともたまりません。

「ん~、おいしすぎる!」と思わず、ほっぺが落ちそうになってしまった筆者。これはリピート確定です!

『ぺちゃんこクロワッサン』はアレンジしてもおいしい!

おいしすぎる『ぺちゃんこクロワッサン』ですが、実はおいしさをさらに引き出す裏技があります。

クロワッサンのいいところといえば、スイーツ系にもおかずパンにもなるところ。

この『ぺちゃんこクロワッサン』も、砂糖を使わずバターのみで潰して焼いて、おかず系のトッピングをしてもおいしく食べることができます。

筆者は、昨日の晩ご飯の残りのキノコほうれん草のソテーが冷蔵庫にあったので、『ぺちゃんこクロワッサン』にトッピング。

即席で作ったスクランブルエッグも一緒に乗せたら、カフェご飯顔負けの映える料理ができました。味もおいしすぎて、幸せな気分でいっぱいです!

忙しい朝でも、これなら簡単においしい朝ごはんが作れますね。

『ぺちゃんこクロワッサン』に『キノコとほうれん草のソテー』をトッピングした写真

卵とキノコほうれん草のソテーを乗せた、ぺちゃんこクロワッサン

実はクロワッサンをぺちゃんこにして食べるレシピは、クロワッサンの本場フランスではメジャーな食べ方なのだそう。

筆者が以前住んでいたアメリカでも、フランス系のベーカリーには粉砂糖とアーモンドがのった、ぺちゃんこのクロワッサンが売っていました。

最近は韓国でも新しいスイーツとして楽しまれているようです。おいしいグルメは世界に広がっていくのですね。

おいしさを無限に引き出すことができる『ぺちゃんこクロワッサン』。クロワッサンを買ったら、試してみてはいかがでしょうか!


[文/キジカク・構成/grape編集部]