韓国年間最長No.1記録を樹立し、2023年韓国国内映画賞で25冠と最多受賞を記録したサスペンススリラー映画『梟ーフクロウー』が、2024年2月9日(金)より全国公開となる。このたび本作の本予告とデジタルビジュアルがあわせて解禁された。

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朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」(1645年)に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加えて誕生した本作は、観客による無限の想像力を刺激。韓国エンタテインメント界の最高峰を決める「第59回百想芸術大賞」では作品賞、新人監督賞、男性最優秀演技賞の3冠を受賞した。また韓国の三大映画祭の1つである「第59回大鐘賞映画祭」で新人監督賞、脚本賞、編集賞の3冠、「第44回青龍映画賞」でも新人監督賞含む3冠を受賞し、本年度の韓国国内映画賞で計25冠の最多受賞をはたした。

解禁された予告映像は、ある闇夜に起きた怪奇な事件の場面から始まる。とある秘密を抱えた盲目の天才鍼医ギョンス(リュ・ジュンヨル)は、目や鼻から大量の血を流して亡くなった王の子の怪奇な死における唯一の“目撃者”となってしまう。王子の鍼治療を担当していたギョンスは国王(ユ・ヘジン)から「なにを見た?」と迫られるが答えることができず、やがて追われる身となっていく。制御不能な狂気が迫るなか、必死に闇のなかで目撃した真実を訴えるが、タイムリミットとなる絶望の朝日が昇り始める。ギョンスは闇のなかでなにを目撃したのか?緊迫した映像に引き込まれる圧倒的、没入感の味わえる予告映像となっている。

また、合わせて解禁されたデジタルビジュアルでは、韓国国内の受賞結果が記載されており話題性の高さが目立つものとなっている。

‟盲目の目撃者“が謎めいた死の真相を暴くために常闇を奔走する予測不可能な物語は、圧倒的な没入感と、緊張感をもたらし、息もできないほどの狂気が支配する118分は、観る者すべての五感を麻痺させられそう。今後も、映画『梟ーフクロウー』の続報を楽しみに待ちたい。

文/山崎伸子

『梟ーフクロウー』は2024年2月9日(金)より全国公開/[c]2022NEXTENTERTAINMENTWORLD&C-JESENTERTAINMENT&CINEMADAMDAM.AllRightsReserved.