株式会社 未来機械(以下、当社)は、シンガポールサンズ エキスポ&コンベンションセンターで開催された東南アジア最大級のイノベーションに関する展示会「SWITCH 2023」(期間:2023年10月31日11月2日)に建設業界向け墨出しロボットを出展し、中東向けソーラーパネル清掃ロボットに続く、海外市場への販売取り組みを開始しましたので、お知らせいたします。

●墨出しロボットによる作業

一方、墨出しロボットを導入することで作業は必ずしも熟練職人である必要はなく、1名での作業が可能となります。夕方現場を離れる前に墨出し作業のセッティングだけ済ませておけば、あとは夜中にロボットが自動で作業を行うことも可能です。作業スピードは熟練職人には及ばないものの、手順さえ正しければ間違いやバラつきもほとんどなく、非熟練作業者でも熟練作業者と同等、もしくはそれ以上の高い精度での墨出し作業が可能になります。

主な仕様

『高精度位置計測機能付き自走式墨出しロボット』

1. 使用する測量機:ライカジオシステムズ製3次元レーザー測量機(3D Disto)

2. 作業可能範囲:半径 約20m(測量機を中心で直径約40m)

3. 印字:工業用油性ペン

4. 電源 : リチウムイオンバッテリー

5. 連続使用 : 約6時間

6. 充電時間 : 約3時間

7. 墨出し時の誤差:±3mm以下

8. 印字システム:XY ガントリーシステム

9. 印字範囲(1位置当たり) : 200mm x 200mm

10. 走行速度 : 370mm/sec

11. 制御方法 : オドメトリー +3D DistoTS補正

12. 衝突時緊急停止機能

13. 重量:22kg

未来機械について

社名   株式会社未来機械 

所在地  香川県高松市上林町 584-1

代表者  代表取締役社長 三宅 徹

設立   2004 年 3 月 24 日

資本金等 約 8 億円

事業内容 ロボット・メカトロニクス機器の研究開発、

製造、販売、受託研究開発

未来機械の歩み

2004 年 3 月   三宅徹が、香川大学在学中に学生ベンチャー企業として設立

         香川大学内にて窓拭きロボットの研究開発を開始

2007 年 10 月  窓拭きロボット WallWalker がグッドデザイン賞を受賞

2009 年 1 月  香川県新規産業創出支援センター(ネクスト香川)に移転

2013 年 3 月  世界初・水を使わず自律走行可能なソーラーパネル清掃ロボットの

        サウジアラビアでの実証試験の成功を発表

2015 年 8 月  第三者割当増資により、リアルテックファンドより約1億円を調達

2017 年 11 月  ソーラーパネル清掃ロボット Type1 がグッドデザイン賞を受賞

2018 年 8 月 第三者割当増資により、四国電力、リアルテックファンドほか 7 者から

約 7 億円を調達

2020 年 4 月 ソーラーパネル清掃ロボット Type4 をドバイへ大規模導入

2020 年 8 月 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

2020 年度新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業

フェーズ D に採択

2021 年 8 月 事業拡大のため、高松本社を香川県高松市上林町に移転

2022年12月 養豚業向け 豚体重自動測定カメラロボットの販売開始

2023年10月 建設業界向け 墨出しロボットの国内販売開始

配信元企業:株式会社未来機械

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