英王室メンバーが、クリスマスを祝福するため今年も英ノーフォーク州のサンドリンガムに集結した。クリスマス当日にはチャールズ国王とカミラ王妃を先頭に、恒例の教会へ向かう行進を行った。ウィリアム皇太子夫妻は、3人の子ども達とともにネイビーブルーを取り入れた装いで道路を歩いた。キャサリン皇太子妃はロイヤルブルーのコートを着用し、故ダイアナ妃が愛用したサファイアのイヤリングを合わせるなど、全身ブルーのコーディネートで登場した。

英王室メンバーは毎年、君主が所有するサンドリンガムの邸宅に集まり、親族でクリスマスを祝福するのが恒例だ。今回は2022年にエリザベス女王が崩御後、君主として即位したチャールズ国王が主催する2年目の集いとなった。

現地時間25日の午前には、チャールズ国王夫妻をはじめとする王室メンバーがセント・メアリー・マグダレン教会のクリスマス礼拝へ向かうため、恒例の行進を行った。この日も教会へと続く沿道では、王室メンバーを一目見ようとする多くの人々が集まっていた。

チャールズ国王とカミラ王妃が先頭を歩くと、後ろにはウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃ジョージ王子(10)シャーロット王女(8)ルイ王子(5)の家族5人が続いた。ルイ王子の隣では、アン王女の第2子ザラ・ティンダルさんと夫マイク・ティンダルさんの娘で、王子の従姉にあたるミア・ティンダルちゃん(9)が歩いていた。

この日、ウィリアム皇太子一家は、家族全員がネイビーブルーを取り入れた装いで現れた。

ウィリアム皇太子はダークな色のネクタイを締め、ネイビーブルーのコートを羽織っていた。父親と手を繋ぐルイ王子もネイビーブルーのコートとタータンチェックのズボンを着用しており、ジョージ王子もネイビーブルーのスーツ姿で同色の水玉柄のネクタイを着けていた。

シャーロット王女は、黒い襟付きのカーキ色のコートにネイビーブルーのタイツ、そして黒い靴を合わせていた。

王女と手を繋いで歩くキャサリン皇太子妃は、全身をブルーで統一していた。

皇太子妃は、ネイビーブルーのタートルネックセーターの上に「アレキサンダーマックイーン」の鮮やかなロイヤルブルーのロングコートを羽織り、「ジャンヴィト・ロッシ」によるネイビーブルーのスエードのロングブーツを合わせていた。

ロングヘアは両サイドを後部でまとめ、頭部には矢の装飾が付いたネイビーブルーのファシネーターを着用していた。

そして、耳には故ダイアナ妃が愛用したサファイアのイヤリングを着けていた。イヤリングは、ダイヤモンドで囲んだサファイアを2個連ねたドロップ・スタイルだ。

このイヤリングはチャールズ皇太子(当時)との結婚祝いとして、サウジアラビアのファハド皇太子からダイアナ妃に贈られたものだ。

ダイアナ妃の死後にウィリアム王子(以下、当時)が引き継ぎ、2010年にケイト・ミドルトンさん(当時)と婚約後、このイヤリングをプレゼントした。ウィリアム王子が贈った婚約指輪も故ダイアナ妃が所有したもので、イヤリングと同様にサファイアの周囲にダイヤモンドを配したデザインだ。

キャサリン皇太子妃はこのイヤリングを愛用しており、これまでにあらゆる公務で着用する姿が目撃されている。

教会でのクリスマス礼拝が終わると、ウィリアム皇太子一家は教会周辺に集まった人々としばらく交流し、家族は花束やカード、プレゼントなどを受け取っていた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年12月24日付Instagram「This year’s Carol Service at Westminster Abbey was all about #ShapingUs」』『The Royal Family 2023年12月25日付Instagram「This morning The King and Queen and other members of the Royal Family attended a Christmas service at St Mary Magdalene Church in Sandringham.」』『Sky News 2023年12月25日付X「The Royal Family has greeted crowds following a Christmas church service at St Mary Magdalene in Sandringham」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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