インド、ムンバイ警察署で一番偉いのは人間ではない。どうやら猫署長のようだ。女王の異名を持つ黒白猫のローラはクダルカー上級警部の席を占拠した。
クダルカー警部がやさしく撫でて移動を促したが、「まだここにいる」とばかりに椅子から降りる様子はない。
警部は仕方がなく、立ち仕事をしたようだ。
ムンバイ警察署ではローラという名のメス猫が勤務している。女王の異名を持つローラにかかると署員は何人たりとも逆らうことができない。
今回話題となっていたのは、自信に満ちた態度で「玉座」を支配し、その場所を独占しているローラの姿だ。
その椅子はシュディール・S・クダルカー上級警部のものなのだが、警部がローラに移動するようにやさしく撫でてうながすが、ローラは動じることなく、その場所を譲ることを拒否し、昼寝を続ける選択をした。
Instagramに投稿されたこの動画は話題となり、多くのネットユーザーが、例え人間界でどんなに偉い人であっても、ローラには逆らえない姿を見て大いに和んだ。
「猫がいるだけで、いかつい警察官がやさしいヒゲメンのおじさんに見える不思議」、「逮捕状を取るかどうかはまずローラに相談だ」、「この警部は本当に動物が好きな人なんだね」などのコメントが上がった。
事実、クダルカー上級警部は大の動物好きで、彼のInstagramアカウントには他のたくさんの動物たちと交流している姿を見ることができる。
ちなみにローラは、クダルカー上級警部のことが大好きで、彼が出勤し部屋のドアを開けるまでじっと待っていてくれるという。
どんなニャン(難)事件も、猫ローラがいれば解決に導いてくれるかもしれないね。
written by parumo
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