お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが過去に複数の女性に性行為を迫るなどしていたとして、12月27日発売の週刊文春と前日公開の文春オンラインが報じた。

松本さんが所属する吉本興業は同日、公式サイトで「当該事実は一切なく」と否定した上で、記事は名誉毀損だとして、法的措置の考えも示した。

文藝春秋社は弁護士ドットコムニュースの取材に、週刊文春編集部のコメントを寄せた。 「記事は複数の詳細な証言に基づき、さらに裏付け取材も尽くしたもので、十分に自信を持っています」(週刊文春編集部)

●吉本の発表全文

本日発売の一部週刊誌において、当社所属タレント ダウンタウン 松本人志(以下、本件タレント)が、8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事が掲載されております。

しかしながら、当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です。

ファン及び関係者の皆様には大変ご心配をおかけする記事内容でしたが、以上のとおり本件記事は客観的事実に反するものですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

松本人志さん報道、文春側は「記事には十分な自信」と反論 吉本興業が「事実は一切ない」法的措置の考え