パイオニアのカロッツェリアからボックススピーカー「TS-X170」&「TS-X210」登場! ネオクラスポーツカーのオーナーも絶賛です〈PR〉

人気のボックススピーカーがモデルチェンジ

スズキカプチーノ」でオープンカーライフを満喫している筆者。手に入れてからずっと気になっていたオーディオ交換を実施し、快適なドライブを楽しんでいる。その際、投入したボックススピーカー『TS-X180』の後継モデルとして『TS-X170』、そして上位モデルとして『TS-X210』が登場した。実際に新旧を並べてみて、その違いを紹介したい。

カプチーノの音環境を改善してくれたTS-X180

学生のころから「一度は乗りたい」と思い続けてきたオープンカー。夢が叶ったのは免許を取ってから30年後、知人のツテでスズキカプチーノ」を手に入れた。初めのうちは嬉しさと興奮で気にならなかったが、徐々に手直ししたい部分が目に付くようになった。

特に納得できなかったのはオーディオだ。購入したときに付いていたのは古いCDデッキで、すぐにBluetoothハンズフリー通話ができる、カロッツェリアの『MVH-6600』に買い替えた。

カロッツェリアから新型ボックススピーカー「TS-X170」&「TS-X210」が登場

ところがココで大きな誤算があることに気付く。カプチーノスピーカーはフロントしか存在せず、位置もドアではなく足もとのイチバン奥なのだ。運転中に電話がかかってきてハンズフリーで会話しようと思っても、コチラの声こそ届くものの向こうの声はほとんど聞こえない。ボリュームを上げれば音が割れてしまうし、通話をあきらめ後ほど折り返すことに。

何とかするべく色々と情報を収集したところ、フロントスピーカーの移動は結構な手間だ。そこで考えたのがリヤスピーカーを追加すること。カプチーノはシートの後方にちょっとしたスペースがあり、昔ながらの置き型スピーカーならジャストフィットしそう。

しかし平成を通り越して令和も5年になった現在、置き型のスピーカーなんて売っているのだろうか。一縷の望みを抱いて検索してみると、カロッツェリアにラインナップがある。可能であればデッキとメーカーを揃えたかったし、クルマの年式に合う少しレトロなデザインもいい。ついでにツイーター付きのフロントスピーカー、さらにコンパクトなアンプとウーファーも購入し、カプチーノの視聴環境を大きく改善させることにした。

装着後のサウンドはもう感動というほかない。フロントからの音はウーファーとツイーターの効果もあり、以前とは比べモノにならないレベルで豊かになった。そして何より驚かされたのはリヤスピーカー。頭のすぐ後方に位置しているせいかフロントの音に負けず、キャビンがお気に入りの音楽で包まれるような感覚だ。

当然ながらハンズフリーの通話も余裕であり、オープンで走っている最中も苦にならない。正直ココまで劇的に変わるとは予想しておらず、カプチーノでのドライブがより楽しくなった。

新型はより豊かな低音再生が可能なバスレフ式も用意

生まれ変わったサウンドに酔いしれていたところ、なんとカロッツェリアの新しい置き型スピーカーが2023年10月に発表された。あと半年も早ければそっちを買ったのに! と思いつつ、どう進化したのか知りたくなってしまう。おまけに従来は1996年からのロングセラー『TS-X180』だけだったのに、デザイン的に直接の後継モデルである『TS-X170』に加えて、より上質な『TS-X210』までデビューしたというからビックリだ。1980~1990年代のネオクラシックカー人気は現在も衰えず、スピーカーも当時の雰囲気でコーディネイトしたい人が多いのだろう。

両モデルとも3ウェイのスピーカーであることは共通ながら、自分が使っている従来品と同じ密閉式の『TS-X170』と、より低音が豊かなバスレフ式の『TS-X210』という違いがある。フラッグシップの『TS-X210』は左右に設けられた『ダブルサイドスリットポート』と、ウーファーを同じ向きに設計することで一体感の高い低音再生を実現した。

コンパクトな『TS-X170』はスピーカーのサイズこそ旧製品と変わらないが、低域/中域/高域のそれぞれを妥協することなく自然かつ透明感ある音質に。いずれも高さや幅を抑えることでリヤトレイへの設置を容易にし、かつ後方の視界を妨げないようぶ配慮している点もありがたい。

そして『TS-X210』には嬉しいポイントがもうひとつ。ユーティリティナットを利用して装着する、専用の取り付け金具が付属している点だ。現行型のジムニーハイゼットカードなど軽商用車に適合しており、詳細な車種や年式はカロッツエリアのウェブサイトを参照してほしい。最新のテクノロジーによって生み出される上質なサウンドを、幅広いユーザーが味わえるよう配慮されているのは喜ばしい限り。

ちなみにカプチーノなら『TS-X210』もギリギリ収まるようだ。約27年ぶりとなる満を持してのモデルチェンジである両アイテム。買ってまだ半年であり、『TS-X180』の音にも満足はしているが、コーンや磁気回路といった細部の進化も気になる。どこかで実際のサウンドを味わったら、買い替えてしまいそうな予感しかない!

カロッツェリアから新型ボックススピーカー「TS-X170」&「TS-X210」が登場

TS-X210
スピーカー構成】
13.0cmコーンウーファー/4.2cmミッドレンジ/2.0cmホーントゥイーター
【瞬間最大入力】
100W
【定格入力】
25W
【再生周波数帯域】
60Hz~30,000Hz
【出力音圧レベル】
84dB
【インピーダンス】

【再生方式】
バスレフタイプ 3ウェイスピーカーシステム
【コード長】
スピーカーコード 5m
グリル材質】
スチールネット
【質量(付属品を含む1個)】
1.3kg
【希望小売価格】
1万7600円(消費税込/2個1組)

TS-X170
スピーカー構成】
13.0cmーンウーファー/2.7cmホーントゥイーター/2.0cmホーントゥイーター
【瞬間最大入力】
60W
【定格入力】
20W
【再生周波数帯域】
75Hz~20,000Hz
【出力音圧レベル】
82dB
【インピーダンス】

【再生方式】
シールドタイプ 3ウェイスピーカーシステム
【コード長】
スピーカーコード 5m
グリル材質】
スチールネット
【質量(付属品を含む1個)】
1.11kg
【希望小売価格】
1万2100円(消費税込/2個1組)

【問い合わせ】
パイオニア カスタマーサポートセンター
固定電話から
0120-944-111(無料)
携帯電話から
050-3820-7540(有料)

The post first appeared on .
左が『TS-X210』で右が『TS-X170』。いずれもネオクラシックカーに似合うデザインを採用し、コンパクトで設置する場所にも困らない