■ 台湾では、2023年1月にドローンの政府調達に関わる方針が発表され、セキュリティに対する懸念から中国製ドローンの政府調達が制限されている
■ ACSLは、台湾市場での当社製品販売の将来性とXQTIが持つ幅広い顧客層に期待し、XQTIと台湾エリアにおける販売店契約を締結

株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、2023年8月4日に、台湾に拠点を置く台灣翔棋科技股份有限公司Xiangqi Technology Inc.(以下、XQTI))との間で、台湾市場における当社製品の販売に関する戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結いたしました。本MOUに基づき、2023年12月27日付で、XQTIと台湾エリアにおける販売店契約を締結しましたので、お知らせいたします。

販売店契約締結の理由及び内容

世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速しております。台湾では、2023年1月にドローンの政府調達に関わる方針が発表され、セキュリティに対する懸念から中国製ドローンの政府調達が制限されています。

このような市場環境の中で、ACSLは経済安全保障、企業向け対応及び用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能と考えております。台湾市場においては、ACSLは、2023年8月4日に、販売拡大のため、XQTI、SENTRA INT. Co., Ltd.及びStark Technology Inc.との間で戦略的販売代理店パートナーシップに関するMOUを締結※1し、XQTIを通して現地での展示会出展や顧客へのデモンストレーションを進めてまいりました。そうした中、当社の産業用ドローンがインフラ点検、農作物の生育調査及び災害時調査などで業務実装が可能という評価をいただきました。

こうした背景から、当社は台湾市場での当社製品販売の将来性とXQTIが持つ幅広い顧客層に期待し、XQTIとの間で販売店契約を締結することといたしました。

  • 株式会社ACSL CFO 早川 研介 コメント

    ACSLが中期経営方針の事業戦略の1つとして注力している海外市場への展開において、台湾における心強いパートナーであるXQTIと販売店契約を締結できたことを大変嬉しく思います。XQTIは台湾において既に多くのお客さまとの関係性が構築されており、弊社の台湾での展開を強力にサポートしていただけるものと確信しております。

    今後、ACSLの産業用ドローンが台湾のインフラ点検、災害調査、農業、測量など幅広い分野で活用されるよう、XQTIとともに市場開拓を推進してまいります。

  • Xiangqi Technology Inc. Vice General Manager Sam Yuan氏 コメント

    ACSLがXQTIを信頼し、台湾における戦略的パートナーとして選んでくれたことに感謝いたします。ACSLは優れた製品と優れたドローンソリューションで知られており、今回の契約締結で、XQTIが、台湾のドローン市場におけるACSLの価値を広め、顧客に新たな選択肢と満足をもたらすと確信しています。

    今後、XQTIは台湾市場における有利なリソースを活かし、ACSL製品を台湾エリアで積極的に展開してまいります。また、強力なセールスチームを作り、顧客に最高品質のソリューションを提供してまいります。

Xiangqi Technology Inc.について

・名称:台灣翔棋科技股份有限公司Xiangqi Technology Inc.)

・所在地:臺中市南區學府路171號6樓之1

・代表者:董事長 郭 宏裕

・事業内容:ドローンアプリケーションのリソース統合及びプロジェクトの実現可能性評価サービスの提供

・設立年月日:2021年7月27日

【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/

ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。

適時開示は以下URLからご覧いただけます。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6232/tdnet/2376911/00.pdf

配信元企業:株式会社ACSL

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