2023年12月27日公開(集計期間:2023年12月18日12月24日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Ado「唱」が総合首位を獲得した。

 本楽曲は当週で、星野源「恋」を超える通算12度目の首位獲得となり、記録を更新中。当週は、ストリーミングが前週から約6%減の9,707,241再生となりながらも動画再生とともに1位を記録。ダウンロードも約0.8%減しつつも10,210DLで2位となり、カラオケでも9位を記録して、総合8,489ポイントとなった。なお、本楽曲は次回の首位獲得で、歴代記録2位のOfficial髭男dismSubtitle」の首位記録と並ぶこととなる。

 トップ10に初登場となった、≠ME「アンチコンフィチュール」は4位デビュー。12月20日リリースの8thシングルで、前作『想わせぶりっこ』の初週セールスに次ぐ216,440枚を売り上げて、CDセールス1位を獲得した。CDセールス2位に続いたのは、HKT48の17thシングル「バケツを被れ!」。初週183,501枚を売り上げ、総合5位となっている。

 集計期間が12月18日~24日でクリスマス・シーズンと重なった当週、ウィンターソングがラジオ指標を中心にポイントを伸ばし、2022年のチャートイン数11曲を超える、全13曲が登場した。


桑田佳祐&松任谷由実Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」2位
back numberクリスマスソング」6位
マライア・キャリー恋人たちのクリスマス」10位
山下達郎クリスマス・イブ」21位
アリアナ・グランデ「サンタ・テル・ミー」24位
桑田佳祐白い恋人達」25位
BoA「メリクリ」41位
back number「ヒロイン」42位
ワム!「ラスト・クリスマス」44位
SEKAI NO OWARIsilent」57位
XG「WINTER WITHOUT YOU」69位
B'zいつかのメリークリスマス」90位
松任谷由実「恋人がサンタクロース」99位


 12月20日にフィジカルをリリースした、桑田佳祐&松任谷由実による「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」は、総合2位に。1986年に桑田が中心となって企画された音楽番組『メリー・クリスマス・ショー』のために制作された楽曲で、今回のリリースにあたってリメイクされ、桑田と松任谷のデュエット歌唱も新たにレコーディングされた。各指標ではラジオで1位を獲得し、初週25,639枚を売り上げてCDセールス4位、ダウンロードは5,131DLで7位で、自身最高位を獲得した。

 6位のback numberクリスマスソング」は、同シーズンに3年連続トップ10入りを果たしている。2023年は、12月6日発表のチャートでトップ20入りしてから徐々にランクを上げ、当週はストリーミングが昨年のピーク時(6,715,894再生)を、約3%上回る6,976,101再生で5位となった。ダウンロードが1,789DLで32位、ラジオ7位、動画再生8位、そしてカラオケは2023年初の1位を記録した。

 また、クリスマスの定番ソング、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は10位に。ラジオは山下達郎クリスマス・イブ」に続く3位。ストリーミングは5,089,233再生で11位、ダウンロードが1,857DLで28位、動画再生29位となった。


◎【JAPAN Hot 100】トップ10
1位[1]「唱」Ado(-・10,210DL・9,707,241再生)
2位[-]「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」桑田佳祐&松任谷由実(25,639枚・5,131DL・-)
3位[2]「アイドル」YOASOBI(-・4,324DL・8,127,176再生)
4位[-]「アンチコンフィチュール」≠ME(216,440枚・-・-)
5位[-]「バケツを被れ!」HKT48183,501枚・-・-)
6位[11]「クリスマスソングback number(-・1,789DL・6,976,101再生)
7位[4]「SPECIALZ」King Gnu(-・4,235DL・8,335,064再生
8位[6]「晩餐歌」tuki.(-・5,047DL・7,434,534再生
9位[5]「勇者」YOASOBI(1,748枚・5,631DL・6,195,043再生)
10位[35]「恋人たちのクリスマスマライア・キャリー(-・1,857DL・5,089,233再生)


※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)

【ビルボード】Ado「唱」通算12度の総合首位、クリスマス・シーズンならではの楽曲が全13曲登場