レアル・ベティスは27日、インテルナシオナウからアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年半となる。

ブラジル人の両親の元でアメリカで生まれたカルドーソは、すぐさま両親の母国に移住。クリシューマ、アヴァイの下部組織を経てインテルナシオナウのユースチームに加入。2019年にファーストチームデビューを飾ると、ここまで通算144試合に出場している。

186cmのセントラルMFは屈強なフィジカルを活かしたボール奪取能力に加え、安定した配球とボールを運べる中盤の繋ぎ役として国内でも高い評価を得ていた。

両親の出自に加え、フットボールキャリアのすべてをブラジルで過ごしていたものの、出生地のアメリカのA代表を選択肢、ここまで9試合に出場している。

ベティスではアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスが今シーズン限りでの退団が濃厚なことに加え、現在は足の骨折で離脱中。そういったなかでカルドーソが代役を担う見込みだ。