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日本の家庭に眠る“かくれ資産”は1人あたり平均約53万2千円だという

大掃除をしていると、あっちにもこっちにも「処分したい!」ものがいっぱい。だが、処分=捨てるというのは早計だ。

「私は、壊れたプリンターを売ったことがあります。メルカリなどでは、売るもの1つに対して、欲しい人が1人いれば売買成立。メルカリの月間利用者数は2100万人以上もいるので、1人くらい興味を持つ人がいるでしょう。“捨てる前にまずは出品”をお勧めします」

そう話すのはメルカリ達人の川崎さちえさん。壊れた電化製品が売れるとは驚きだが、メルカリで売りやすいものや人気の高い商品を教えてもらった。

【1】メルカリ初心者は、本やDVDから

「本やDVDなどは、バーコードを読み込めばタイトルなどが自動で記載される『バーコード出品』ができるので簡単です。しかも売れやすいジャンルなので、最初は本やDVDを出品するといいでしょう」(川崎さん、以下同)

【2】「昭和レトロブーム」にのって“昭和の逸品”を出品

昭和世代には懐かしい花柄プリントの電気ポットや炊飯器、お皿やグラス、ホーロー鍋などが、Z世代には「1周回っておしゃれ」だそう。ブリキのインテリア小物やこけし、サケをくわえる木彫りの熊など“昭和”なインテリア小物も、ぜひ出品を。

「古いものですから、多少の傷があっても大丈夫。商品の説明欄にキズの位置や程度を正直に記載しましょう。取引き後のトラブルを防ぐために、キズがよく見える写真も掲載してください」

【3】壊れた電化製品「ジャンク品」も売れます

画面の割れたスマホ、動かないプリンター、不具合のあるパソコンやデジカメなどは

「修理して販売する人や、部品が欲しい人が買ってくれます。捨てるよりエコですし、お小遣いが増えますよ。また、ラジカセVHSビデオデッキなどは探している人がいます。処分する前に、ダメもとで出品してみては」

【4】コレクター商品もねらい目

コレクターがねらうものは、びっくり価格で取引されることも。

「駅弁の包み紙や日本酒のラベル、高級ワインの空き瓶などが実際に売れています。以前、超高級ワイン『ロマネコンティ』の空き瓶が8万円で売れていました」

【5】洋服なら季節ものを。安価なものはまとめ売りで

「いまならダウンなどの冬物アウターがよく売れています。意外とユニクロ商品も人気があって、インナー3枚組や子ども服トップス5着セットなどまとめ売りがおすすめです」

メルカリの調査では、日本の家庭に眠る“かくれ資産”は1人あたり平均約53万2千円だという。不用品を捨てる前に、メルカリチャレンジでお小遣いをゲットしよう!