異世界転生×悪役令嬢ジャンルの人気作品としてテレビシリーズで大きな反響を呼んだアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の劇場版舞台あいさつが、12月27日に東京・TOHOシネマズ池袋で行われた。登壇者は、OPとEDを担当したatsuko(angela)、KATSU(angela)、蒼井翔太。3人がアニメにちなんで、この1年で回収し忘れた“フラグ”を発表した。

【写真】「押してます」のカンペで大盛り上がりする蒼井翔太、atsuko、KATSU

■劇場版「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」ストーリー

前世でプレイしていた乙女ゲーム“FORTUNE LOVER”の世界に悪役令嬢として転生してしまったカタリナ・クラエス。幾多の破滅フラグを見事回避したカタリナは、魔法学園を卒業し春からの魔法省勤務までの平和な日々を送っていた。

そんなある日、遠く離れた異国から商人の一行がやってくる。きらびやかなショーや踊り子たちに興味津々のカタリナは、そこで謎めいた少年と知り合う。どこか見覚えのあるその少年との出会いにより、カタリナの身にかつてない大事件が。

相思相愛angela蒼井翔太

angelaとの初コラボについて蒼井は「angelaのお二人は、両手を広げて僕を飛び込ませてくれる心の広さを持った先輩。いろいろな現場でごあいさつする際も、しょうたん!と快く受け入れてお話をしてくれる。僕はいい意味で遠慮なく甘えさせていただきました」と感謝。

今回のコラボは蒼井たっての希望だったようでatsukoも「私たちもレコード会社にぜひぜひどうかそれを実現させてほしいとお願いしました!」と相思相愛だった。

■楽曲制作の舞台裏「すらすらと歌詞が出てきた」

楽曲制作の舞台裏についてatsukoは「歌詞は翔太くんと一緒に書きたいと思ったので、私が大まかな歌詞を書いて、翔太くんが歌うところや歌詞を書いてほしいところは穴埋め問題的に空白にしました」と回想した。

蒼井も「atsuko姉さんから頂いた歌詞を見た時に、テレビアニメから主題歌を務められているだけあって『はめふら』愛がすごいと思った。そのお陰で劇場版の世界観がふっと頭に浮かび、穴埋め問題的箇所もすらすらと歌詞が出てきた」と「はめふら」愛に助けられていた場面を明かした。

蒼井翔太「まだフォローできていない」

2023年も残すところあとわずかとなり、この1年で回収し忘れた“フラグ”をそれぞれ発表。

蒼井は「KATSUさんとは同じゲームをプレイしていることがわかったので『フォローし合いましょう!』と約束したけれど、まだフォローできていない!」と多忙ゆえになかなかゲームの時間が取れないと話し、KATSUが「僕はIDを送ったけれど申請が来ない…」と発言した。蒼井は「今年中にしっかりとつながって、来年から一緒にゲームができれば」と約束。

atsukoは「毎年新年の目標を『カリスマになる!』にしているけれど、どうやら今年も無理みたい。カリスマは喋るのが早いとダメだし、みんなの注目を集めるためには声も小さくないとダメ。でも私はみんなにわかりやすく、かつ短い尺にいろいろな情報を詰め込みたいから早口になってしまう。でも来年こそは!」とカリスマ願望を語っていた。

一方、KATSUは「ライブで『晴れのちハレルヤ!』をこの3人で歌いたい!」と2024年の活動に期待が募る“フラグ”を明かした。

すると、atsukoと蒼井が即興で「晴れのちハレルヤ!」をアカペラ生歌唱。まさかのサプライズに観客は拍手喝采となるも、KATSUは2人を見守るだけになってしまい、atsukoから「せめてボイパ(ボイスパーカッション)でもいいから参加して!」と突っ込まれていた。

劇場版「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の舞台あいさつより/(C)山口悟・一迅社/劇場版はめふら製作委員会