アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉川憲、以下 ソラコム)のサービス「SORACOM Harvest」とノード統合プラットフォーム「Gravio」をノーコードで連携するためのSORACOM専用アクション(ノーコードでロジックを作るためのソフトウェア部品)を、12月28日より提供開始します。


IoTデータをノーコードで可視化する様子


■SORACOM専用アクション提供の背景

あらゆる現場でデジタル化やDXニーズが加速するなか、カメラやセンサーから収集した多様なデータの活用が活発になっています。2023年7月に提供開始した新Gravioでは、Gravio HubにSIM搭載機能を追加し、Wi-Fiがない現場でのデータ収集と活用ニーズに対応。ソラコムの「SPSテクノロジーパートナー」の認定も受け、SORACOM IoT SIMの搭載による相互連携が可能となったことで、屋外利用や工場利用などの引き合いが増加しています。


そこで、SORACOM IoT SIMのデータ通信による情報収集のさらなる効率化を可能とする2つのアクションを新たに提供開始します。IoT デバイスからデータや画像ファイルを収集・蓄積するサービスSORACOM HarvestとGravioがノーコードで連携することで、以下のメリットを実現します。

【GravioとSORACOM Harvestのノーコード連携によるメリット】
・GravioとSORACOMサービスの連携を完全ノーコード化
・HTTPメソッド、URL、Content-Type、認証方式の入力を自動化し開発工数を削減
・入力はファイル名のコピー&ペーストのみで、直感的な操作で連携可能
・集約したデータはSORACOMサービス内のダッシュボードにてノーコードで可視化
・設定した閾値を超えた際にメールやLINEへ自動で通知するアラート機能も搭載

これにより、プログラミング知識を持たない人でもIoTデータの収集から可視化まで全ての工程をワンストップで設定し、さらなるデータ活用の効率化を実現します。


SORACOM専用アクション活用イメージ

アステリアは、ソラコムとの協業を引き続き促進することで、幅広い用途でのデータ収集や利活用を推進し、業務の自動化・遠隔化に貢献することで、企業の情報資産の利活用を支援してまいります。


■追加されたSORACOM専用アクションの概要

注)対応バージョン:Gravio 5.1以降


■ソラコムによるコメント 

アステリア様のノード統合プラットフォームGravioとSORACOMの連携を心から歓迎します。Gravioは、多様なセンサーやエッジデバイスの貸し出しやデータ連携・活用をサポートし、ノーコードでさまざまな現場でデータ活用を始められるソリューションです。IoTプラットフォームSORACOMは、セルラー通信経由でのデータの収集・蓄積や、ダッシュボード作成をサポートしており、お客さまはよりIoTシステムを導入しやすくなります。
今回の取り組みが、現場のデジタル活用を力強く後押しし、数々の活用事例を創出することを確信しています。

株式会社ソラコム 執行役員 日本事業責任者 齋藤 洋徳 氏


■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノード統合プラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立を牽引するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。


■IoTプラットフォーム「SORACOM」について( Webサイト https://soracom.jp/ )

IoTプラットフォームSORACOMは、世界の180以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要となる回線管理、クラウド連携、遠隔アクセス、セキュリティ強化などのサービスを提供します。データ通信サービス「SORACOM Air」の契約数は600万回線以上、世界中の20,000超のさまざまな業界・規模のお客様にご利用いただいています。


■ノード統合プラットフォーム「Gravio」について( Webサイト https://www.gravio.com/jp )

Gravioは、様々な場所に設置されたノードで現場の各種データを収集し、Gravio Cloudサービスへ集約・統合をすることで情報の一元管理を行います。これらのデータは、様々なサービスとのシームレスな連携が可能となり、効果的な活用を実現するとともに、ノーコードかつ直感的な画面設計による簡単な操作で各種設定が可能です。システム構築に必要なノードおよびクラウド両方のソフトウェア、データ格納、管理サービス、ノードデバイスやセンサーにより、複雑になりがちな現場DXをシンプルに実現いたします。


アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
ソラコム、SORACOM、又はソラコムの商品・サービス名称等は、
株式会社ソラコムまたはその関連会社の商標または登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。

配信元企業:アステリア株式会社

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